埼玉県の地域圏図
埼玉県災害拠点病院(さいたまけんさいがいきょてんびょういん)とは、埼玉県にある災害時の救急医療の拠点となる災害拠点病院。2020年3月27日現在、22の病院が指定されている[1]。
概要
県内や近県で災害が発生し、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療を確保することが困難な状況となった場合に、埼玉県知事の要請により傷病者の受け入れや医療救護班の派遣等を行う。22病院が指定されており、川口市立医療センター、埼玉医科大学総合医療センター及びさいたま赤十字病院が全県域を担当し災害医療の中心となる基幹災害拠点病院、その他病院が各医療圏に対応する地域災害拠点病院となっている。二次医療圏のうち、秩父医療圏は災害拠点病院の確保ができていない。
拠点病院の条件
- 建物が耐震耐火構造であること。
- 資器材等の備蓄があること。
- 応急収容するために転用できる場所があること。
- 応急用資器材、自家発電機、応急テント等により自己完結できること。(外部からの補給が滞っても簡単には病院機能を喪失しないこと)
- 近接地にヘリポートが確保できること。
DMAT
災害派遣医療チーム(DMAT)は全ての災害拠点病院で編成されている。[2]
病院一覧
脚注
関連項目
外部リンク
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