全但バス株式会社(ぜんたんバス)は、兵庫県の北部(但馬国)をエリアとするバス会社である。英訳名はZENTAN BUS CO.,LTD.。本社は兵庫県養父市八鹿町八鹿113番地1。
兵庫県の但馬地域の高齢化や人口の減少、移動手段のマイカー化等によりバスの乗客が減少しているため、合理化等の経営改善策を実施してきたが今後さらにバス路線の休止を含めた大合理化を実施することが発表され、2008年10月1日から一部路線が市・町民バスに移管された[2][3]。また2008年2月23日には、2009年4月に神姫バスと経営統合するとの報道があった[4]。既に人事面においては、神姫側より役員派遣を実施し、会社再建を支援しているが、両社とも経営統合については否定している[5][6][注釈 1]。
なお、かつての筆頭株主は阪急電鉄(阪急阪神ホールディングス/阪急阪神東宝グループ)であったが、2008年10月末までに関係は解消されている[7]。また、阪急電鉄が筆頭株主であった当時、阪急阪神東宝グループには属していなかった。ただし、現在協力関係にある神姫バスの筆頭株主は阪神電気鉄道(阪急阪神東宝グループ)であり、同グループとの関連が完全になくなっているわけではない。
いすゞ自動車製(川重車体・アイケーコーチ・いすゞバス製造・J-BUS(ジェイ・バス)車体)が大多数を占めている。これに加え少数ながら転入車を導入しており、いすゞ自動車製(富士重工製車体)も見られる。また、中型バスでは三菱ふそう製も導入している。路線バスでは、路線の休止に伴う転出車も出ている。
2011年11月に、兵庫県北部では初となるハイブリッド車(日野・ブルーリボンシティ)を導入(出石営業所に配置)。2012年にはいすゞ・エルガハイブリッドも導入。ハイブリッド車は、旧塗装を復刻している。他にも小型化として、日野・ポンチョなども導入されている。
以前は観光バスを転用して運行されているものもあった(正規車両の点検等による臨時運用で)。2006年11月頃より、特急バス・観光バス共に、いすゞ新型ガーラの運用が始まり、さらに2009年後半より、特急バスとして三菱ふそう・エアロエースの導入も始まっている。2010年7月観光用の三菱ふそう・エアロエースを3台導入。
なお、特急バスや一部の路線バスにおいて、充電用コンセントやインターネット接続サービスを開始している(Wi-Fi接続)。
2021年12月より、高速バスの一部に「グリーンルーム」と称した「完全個室」を備えた車両が登場している。
詳細な運行案内は外部リンクの全但バスサイトを参照のこと。
但馬地区と神戸・大阪を結ぶ長距離路線について、かつては高速道路の未整備から一般道を走行する区間が多くを占めていたこともあり「特急バス」と呼称していたが、近年は兵庫県北部への高速道路延伸に伴い高速道路を利用する区間も増え、他社同様に「高速バス」と呼称するようになっている。
詳細な運行案内は#外部リンクの全但バスサイトを参照のこと。
2008年9月30日をもって以下の路線は休止された。
出石史跡めぐりとして運行されていたが、2008年3月31日をもって休止。
但馬地区の観光地を周遊するバス。土日祝日に運転される。
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