備中神代駅

備中神代駅
駅舎(2023年9月)
びっちゅうこうじろ
Bitchū-Kōjiro
地図
所在地 岡山県新見市西方庄兵衛3899-1
北緯34度59分40.50秒 東経133度24分2.91秒 / 北緯34.9945833度 東経133.4008083度 / 34.9945833; 133.4008083座標: 北緯34度59分40.50秒 東経133度24分2.91秒 / 北緯34.9945833度 東経133.4008083度 / 34.9945833; 133.4008083
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
6人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1928年昭和3年)10月25日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 伯備線[1]
キロ程 70.8km(倉敷起点)
岡山から86.7 km
*布原 (2.5 km)
(6.2 km) 足立
所属路線 芸備線
キロ程 0.0km(備中神代起点)
新見から6.4 km
*(布原) (- km)
(3.9 km) 坂根
備考 無人駅
* 新見 - 布原 - 当駅間は線路名称上は伯備線であるが、その間にある布原駅には芸備線の列車のみ停車(伯備線列車は全て通過する)。
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備中神代駅(びっちゅうこうじろえき)は、岡山県新見市西方字庄兵衛にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

乗り入れ路線

当駅の所属線である伯備線[1]、当駅を起点とする芸備線が乗り入れている[2]。芸備線は全列車が伯備線を通して新見駅まで乗入れる。新見駅 - 当駅間の途中にある布原駅には伯備線列車は停車せず、芸備線列車のみ停車する。

歴史

木造駅舎の門構えのみが設置されていた頃(2007年5月)

駅構造

構内(2024年9月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。 2つのホームに挟まれた2線(1・2番のりば)が伯備線、一番駅舎から遠い1線(3番のりば)が芸備線のホームとなっており、伯備線両方向の列車同士、もしくは伯備線と芸備線の列車同士の交換が可能である。(芸備線両方向の列車同士の交換は不可。)伯備線は2番のりばを上下本線とした一線スルーとなっているが、停車列車は基本的に駅舎側の1番のりば(上下副本線)に停車する。

2007年(平成19年)7月1日訂正ダイヤでは当駅での伯備線停車列車同士の行違いが無く、2番のりばは特急が通過するのみとなっていたが、2008年(平成20年)3月のダイヤ改正で当駅での停車列車同士の行違いが復活し2番のりばへの列車停車が設定された。

新見駅管理の無人駅で、自動券売機等の設備は無い。駅ホームへの入口には旧駅舎玄関の門構えが設置されていた[5]が、2022年(令和4年)8月頃に解体・撤去され、同年12月に待合室兼用の簡易的な駅舎が建設された。なお、その際に公衆便所も撤去されたため、電車内のトイレを利用するように促す案内が掲示されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1・2 V 伯備線 上り 新見倉敷岡山方面
下り 米子方面
3 P 芸備線 上り 新見方面
下り 東城備後落合方面
付記事項
  • 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[6]に従い路線記号を表記しているが、実際の駅構内の主だった旅客案内に取り入れられている路線記号・ラインカラーは、2017年3月ダイヤ改正の段階では伯備線の緑色の「V」のみであり、芸備線のものはラインカラーも含めて反映されていなかった。その後2023年3月ダイヤ改正で、時刻表の見出しと停車駅案内図がラインカラーと路線記号と伯備線新見駅 - 岡山駅間の駅ナンバーを反映したデザインに更新されている。
  • 前述の通り伯備線の全列車は布原駅を通過するため、1・2番のりばの駅名標の隣駅表示は新見駅となっている。
  • 当駅は芸備線の起点であり、構内には同線の0キロポストがある。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[7]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1981 42
1990 66

1999 38
2000 39
2001 41
2002 41
2003 44
2004 42
2005 47
2006 41
2007 35
2008 33
2009 27
2010 27
2011 20
2012 21
2013 22
2014 18
2015 15
2016 17
2017 14
2018 8
2019 7
2020 4
2021 6

駅周辺

その他

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
V 伯備線
普通
新見駅 (JR-V18) - (布原駅(全列車通過)) - 備中神代駅 - 足立駅
P 芸備線(新見駅 - 当駅間は伯備線)
快速
通過
普通
布原駅 - 備中神代駅 - 坂根駅

脚注

注釈

  1. ^ 「寺田辰弥(演:萩原健一)が森美也子(演:小川真由美)に連れて来られて降り立った駅」という設定で、当駅がロケ地として使われた。

出典

  1. ^ a b c d e f 石野 1998, p. 261.
  2. ^ a b c 石野 1998, p. 263.
  3. ^ “日本国有鉄道公示第376号”. 官報. (1971年9月30日) 
  4. ^ 「通報 ●伯備線豪渓駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年9月30日、11面。
  5. ^ 藤原裕士「全国謎探検 庇を残して母屋は消えた こんなカタチもある老朽駅舎の改築方法」『トワイライトゾーンMANUAL』第10巻、ネコ・パブリッシング、p.273。 
  6. ^ “[httpd://www.jr-odekake.net/eki/pdf/index_all.pdf JR西日本全域路線図]” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
  7. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
  8. ^ 新見市の駅特集 備中神代駅”. 新見市. 2022年7月11日閲覧。

参考文献

  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

外部リンク

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