美袋駅(みなぎえき)は、岡山県総社市美袋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅で、旧昭和町の中心駅である。難読駅名として知られている。駅番号はJR-V10。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。駅舎は単式ホーム1番のりば側にあり、島式ホーム2・3番のりば側へは跨線橋で連絡している。木造駅舎を備える。
以前は簡易委託駅であったが、2007年(平成19年)に完全な無人駅となった。現在は倉敷駅が管理している。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。簡易型の自動改札機が設置されている。便所は新しく造り直され、男女別となっている。
駅舎は2007年(平成19年)12月7日に登録有形文化財に登録されている。駅舎は、伯備線倉敷 - 美袋間が開通した1925年(大正14年)に建てられた。木造平屋(79㎡)でセメント瓦葺きの切妻屋根、外壁に木板を重ねた構造が特徴。窓や入口の建具をアルミサッシに変更した以外は、ほぼ建築当初の姿を保っている。1985年(昭和60年)から総社市が管理。
-
改札口(2023年6月)
-
ホーム(2023年6月)
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
|
1・2
|
伯備線
|
上り
|
倉敷・岡山方面
|
3
|
下り
|
新見・米子方面
|
- 付記事項
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、岡山方面行で特急通過待ちを行う列車が使用する。
- 元々は駅舎側下りホームを1番のりばとして順に付番していたが、2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正に合わせて上りホーム側から1番のりばにする形に変更された[3]。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]。
乗車人員推移
|
年度
|
1日平均人数
|
1999
|
390
|
2000
|
368
|
2001
|
348
|
2002
|
318
|
2003
|
320
|
2004
|
300
|
2005
|
305
|
2006
|
297
|
2007
|
313
|
2008
|
310
|
2009
|
288
|
2010
|
294
|
2011
|
279
|
2012
|
288
|
2013
|
280
|
2014
|
269
|
2015
|
271
|
2016
|
278
|
2017
|
282
|
2018
|
276
|
2019
|
255
|
2020
|
216
|
2021
|
199
|
駅周辺
作品
その他
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 伯備線
- 日羽駅 (JR-V09) - 美袋駅 (JR-V10) - 備中広瀬駅 (JR-V11)
脚注
注釈
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
美袋駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク