京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(きょうとし にしきょうごくそうごううんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう けん きゅうぎじょう)は、京都府京都市右京区の京都市西京極総合運動公園内にある陸上競技場兼球技場。施設は京都市が所有し、京都スポーツネットワーク(公益財団法人京都市スポーツ協会、近建ビル管理株式会社,美津濃株式会社による共同事業体)[3]が指定管理者として運営管理を行っている。
京都市右京区に本社を置く商社のたけびしが命名権を取得し、「たけびしスタジアム京都」(たけびしスタジアムきょうと)の呼称を用いている(後述)。
歴史
1946年に第1回国民体育大会が開催。1988年の第43回国民体育大会の会場として使用されるのを機にナイター照明設備、電光掲示板が設置され、メインスタンドも改修された。1995年にバック・サイドスタンドの座席化と電光掲示板の大型化を行った。
施設概要
- 日本陸上競技連盟第1種公認[2]
- トラック:400 m x 9レーン[2]
- 収容人員:20,688人[2]
- 照明設備:メインスタンド庇先投光器、照明塔6基[2]
- フルカラー大型ビジョン:メーン画面は縦8.6m、横17.6m、サブ画面は縦2m、横9.2m - 2016年2月に完成[4]。
今後の整備計画
2019年ラグビーワールドカップ(開催地からは落選)、並びに2022年に行われる生涯スポーツイベント・ワールドマスターズゲームズの開催に備えて[5]、また、Jリーグクラブライセンス制度の適合審査を受けるため、老朽化した大型電光掲示板を2015年度に映像が取り込めるLEDタイプのものへ更新したほか、スタンドの屋根の拡張、トイレ・照明設備などの全面改修を、総工費の半額分を京都府からの助成を受けつつ、3年間をかけて実施する予定となっている[6]。
施設命名権
2019年6月18日、京都市右京区に本社を置き、ファクトリーオートメーション機器や産業機械の設計・施工・販売などを手掛ける商社である株式会社たけびしが命名権を取得したと発表された。契約期間は10年間、年額4,000万円で、同年7月に正式に契約を締結。8月1日から「たけびしスタジアム京都」の呼称を用いている[7]。
開催された主なイベント・大会
陸上競技
サッカー
ラグビー・アメフト
その他
メインスタンドから撮影した京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場のパノラマ。
画像の向かって左側が北スタンド、右側が南スタンド、中央部分がバックスタンドである。北スタンドとメインスタンドの間に
第43回国民体育大会(1988年)で
炬火台として使用された
モニュメントや
3000メートル障害用の
水濠が設置されている。
アクセス
公園内その他の施設
ほか
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク