中浦和駅(なかうらわえき)は、埼玉県さいたま市南区鹿手袋一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJA 22。
当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(支線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ高架駅である。
武蔵浦和駅が管理を行うJR東日本ステーションサービスによる業務委託駅である。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝および一部の日中時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[1]。
改札口は1か所あり、自動改札機が設置されている。自動券売機、指定席券売機が改札口左手に設置されている。なお、みどりの窓口は指定席券売機の設置に伴い、2007年(平成19年)10月31日をもって閉鎖された。
エスカレーターは駅西口 - 改札口に1機、駅東口 - 改札口に1機(新築中)、大宮方向の改札内 - ホームに1機設置されている。エレベーターは改札内 - ホームに1機、駅東口に1機設置されている。
トイレは男女とも改札内に1か所あり、車椅子用のものもある。
駅の直下を「むさしの号」・「しもうさ号」が経由する武蔵野貨物線が通り、付近に別所信号場が設けられているが、当駅とは別施設であり、ホームも設置されていない。
当駅は、高架駅という構造もあり、特に冬の晴れた日には富士山を容易に確認することができる。
のりば
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改札口(2023年1月)
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ホーム(2024年2月)
ステーションカラー
1985年9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽駅 - 北与野駅間)には駅ごとに色が付けられ、現在も引き継がれている。当駅のカラーはカナリアイエロー(■)である。
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は12,499人である。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、開業以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2][統計 3]
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1985年(昭和60年)
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[備考 1]3,229
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1986年(昭和61年)
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3,848
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1987年(昭和62年)
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6,165
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1988年(昭和63年)
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6,961
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1989年(平成元年)
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7,745
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1990年(平成02年)
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8,388
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1991年(平成03年)
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8,902
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1992年(平成04年)
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9,304
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1993年(平成05年)
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9,536
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1994年(平成06年)
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9,723
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1995年(平成07年)
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10,197
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1996年(平成08年)
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10,686
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1997年(平成09年)
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10,780
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1998年(平成10年)
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10,996
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1999年(平成11年)
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10,804
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[* 1]
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2000年(平成12年)
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[JR 1]10,778
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[* 2]
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2001年(平成13年)
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[JR 2]10,898
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[* 3]
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2002年(平成14年)
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[JR 3]11,112
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[* 4]
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2003年(平成15年)
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[JR 4]11,203
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[* 5]
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2004年(平成16年)
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[JR 5]11,241
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[* 6]
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2005年(平成17年)
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[JR 6]11,399
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[* 7]
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2006年(平成18年)
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[JR 7]11,691
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[* 8]
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2007年(平成19年)
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[JR 8]11,794
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[* 9]
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2008年(平成20年)
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[JR 9]12,005
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[* 10]
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2009年(平成21年)
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[JR 10]12,176
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[* 11]
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2010年(平成22年)
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[JR 11]12,214
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[* 12]
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2011年(平成23年)
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[JR 12]12,111
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[* 13]
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2012年(平成24年)
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[JR 13]12,347
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[* 14]
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2013年(平成25年)
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[JR 14]12,497
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[* 15]
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2014年(平成26年)
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[JR 15]12,556
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[* 16]
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2015年(平成27年)
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[JR 16]12,843
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[* 17]
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2016年(平成28年)
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[JR 17]13,034
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[* 18]
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2017年(平成29年)
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[JR 18]13,245
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[* 19]
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2018年(平成30年)
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[JR 19]13,340
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[* 20]
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2019年(令和元年)
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[JR 20]13,537
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[* 21]
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2020年(令和02年)
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[JR 21]10,730
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[* 22]
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2021年(令和03年)
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[JR 22]11,213
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2022年(令和04年)
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[JR 23]11,849
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2023年(令和05年)
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[JR 24]12,499
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- 備考
- ^ 1985年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの183日間を集計したデータ。
駅周辺
「中」浦和という名前の通り、埼京線における旧浦和市中心部への最寄り駅として設置され、志木県道上のバス停とを結ぶペデストリアンデッキ、エスカレーターの増設や駅ビルの設置に対応した駅構造からもそれを伺うことができるが、実際には埼京線開業後、当駅に代わって武蔵浦和駅が発展を遂げることとなった。なお、駅ビル予定地は駅1階部分のみ、ボウリング場の浦和スプリングレーンズとして供用されている。
埼玉県庁舎やさいたま市役所、商業・業務地区のある国道17号、旧中山道付近からは西に離れた場所にあり、付近は閑静な住宅街となっている。浦和の中心部は駅ホームから東側に望むことができ、また路線バスによって結ばれている。駅北側には南区と桜区との境界線がある。
バス路線
当駅を発着するバス路線は、すべて国際興業バスが運行している[16]。
- 高架下発着
- 西口ロータリー発着
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 埼京線
- ■通勤快速
- 通過
- ■快速・■各駅停車
- 武蔵浦和駅 (JA 21) - 中浦和駅 (JA 22) - 南与野駅 (JA 23)
脚注
記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 埼玉県統計年鑑
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
中浦和駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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(羽沢横浜国大 - 大崎間 : 東海道本線、大崎 - 池袋間 : 山手線、池袋 - 赤羽間 : 赤羽線、赤羽 - 大宮間 : 東北本線、大宮 - 川越間 : 川越線) |
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