三丁目劇場(さんちょうめげきじょう、3丁目劇場とも表記する。読み同じ)は、かつて岡山県岡山市北区にあった劇場。別称として岡山三丁目劇場(おかやまさんちょうめげきじょう)と呼ばれることもあった。
概要
1999年に岡山市の市街地活性化施策の一つとして吉本興業(以下、吉本)に支社の誘致を依頼[2]。2000年4月7日、吉本が岡山県における本拠地として『吉本興業岡山事務所(よしもとこうぎょうおかやまじむしょ)』を設立。それに伴い吉本三丁目劇場(よしもとさんちょうめげきじょう)として開場した[3]。
漢字表記の「吉本」が平仮名表記の「よしもと」となり「よしもと三丁目劇場」と表記されることもあった。
2005年3月31日に吉本が岡山から撤退したことにより、岡山市へ運営権を譲渡し、4月1日より「三丁目劇場」へ改称。岡山市譲渡後も、一部では吉本運営当時の旧称を使用する事がある。
2013年3月31日をもって閉館し、13年の歴史に幕を閉じた。
2018年7月4日、再開発準備組合とフージャースコーポレーションが複合高層ビルの建設協定を締結したことを発表。2022年度の着工、2024年度の完成を目指している。
主なイベント
吉本三丁目劇場時代
SUPER base LIVE OKAYAMA
- baseよしもとの三丁目劇場版。base所属の若手による漫才ライブ。
- MC(司会者)は大抵の場合ルート33が担当。司会者はネタは行わない。
- 開場当初は毎週金曜日に開催されていたが、後に月1回の開催となっていた。
主な出演者
三丁目劇場時代
市民サークル
主に地元の市民サークルなどによる活動の基幹場所として機能していた。
地元の大学サークルによる催し物・上演
施設
1階
- エントランスホール
- 券買窓口・運営事務所オフィス
- 大ホール
- プロセニアム型劇場(舞台幅12m/舞台奥行7m/舞台頭高3m/客席163名収容)
- ミキサー室完備
- 車椅子用スペース2脚分、専用スロープあり
- 各種音響・ライトあり
- 機械室
2階
- 控室(楽屋)
- 全3部屋。一階舞台裏への直通階段あり。
- 主には一階ホール利用者(催し物主催者・出演者)用の楽屋として利用。
- 申請すれば小会議室としての利用も可能。
- 展示室
- 展示場(コンベンションホール)や会議場として利用可能なフリースペース。
交通アクセス
JR岡山駅より
徒歩
路面電車
路線バス
脚注
- ^ 三丁目劇場条例
- ^ 木村政雄の私的ヒストリー|木村政雄の事務所
- ^ 木村政雄の私的ヒストリー|木村政雄の事務所
関連項目
外部リンク