一ツ木駅(ひとつぎえき)は、愛知県刈谷市一ツ木町五丁目にある名古屋鉄道名古屋本線の駅である。駅番号はNH20。
西福寺(三河三弘法二番札所)の最寄り駅であり、かつては弘法大師の月命日には急行列車が臨時停車していた[2]。駅開業翌年には知立方面ホーム側に「五智堂」と名付けられた寺院風の待合室が建てられた。五智堂は老朽化により戦後間もなく撤去され、跡地にはまた別の寺院駅舎が建てられたが、現駅舎が建設される際にそれも取り壊された[2]。
6両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅集中管理システム(管理駅は知立駅[5])導入駅である。改札口は各ホームの名古屋寄りに1箇所ずつあり、付近には自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入にも対応しているが、7:00~22:00以外の時間帯は名鉄ミューズカードでの決済は不可能[6]である)と自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)を1台ずつ備えている。なお、改札内に互いのホームを行き来できる通路はない。ホーム全体は半径600m(制限100km/h)の曲線上にありカーブしているため、1番線には乗務員支援のための監視モニターが設置されている。
当駅はトランパス導入前より無人駅であったが、無人化後も上りホーム側に駅舎があった。この駅舎は駅集中管理システム導入の際に取り壊され、簡易駅舎に建て替えられている。普通列車のみ停車する。
次の知立駅までは直線区間であり、ホームの端から知立駅を望むことができる。