称号:国王
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敬称 |
陛下 His Majesty the King |
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スペイン君主一覧(スペインくんしゅいちらん)では、スペインおよび現在のスペインにつながるイベリア半島の諸国を統治してきた君主の一覧を挙げる。
西ゴート王国
アストゥリアス王国
ガリシア王国
グラナダ王国
レオン王国
ナバラ王国
カスティーリャ王国
アラゴン王国
カタルーニャ君主国
カスティーリャ=アラゴン連合王国(1479年 - 1516年)
- トラスタマラ朝 (1479–1555)
1469年、カスティーリャ王女イサベルとアラゴン王太子フェルナンドの結婚により、1479年にカスティーリャ=レオン王国とアラゴン王国の同君連合が形成された。
スペイン
アブスブルゴ朝(1516年 - 1700年)
ボルボン朝(1700年 - 1808年)
カルロス2世の死去に伴い断絶したアブスブルゴ(ハプスブルク)家に代わってボルボン(ブルボン)家のアンジュー公フィリップが祖父のルイ14世の後押しによって国王として即位、フェリペ5世と名乗った。これはスペイン継承戦争を引き起こし、オーストリア・ハプスブルク家のカール大公が一時「スペイン王カルロス3世」を称したが、王位が承認されてからは幾度もの中断期を挟みながらも現在に至る。
ボナパルテ朝(1808年 - 1813年)
ボルボン朝〔第1次復古〕(1813年 - 1868年)
サボヤ朝(1870年 - 1873年)
第一共和政(1873年 - 1874年)
ボルボン朝〔第2次復古〕(1874年 - 1931年)
第二共和政(1931年 - 1939年)
フランコ政権(1939年 - 1975年)
1947年、スペインは国王空位のまま王国とされ、フランシスコ・フランコ総統を終身摂政とした。
ボルボン朝〔第3次復古〕(1975年 - 現在)
系図
称号
レコンキスタとスペイン統一、十字軍、スペイン継承戦争、かつてのスペイン帝国などの歴史的経緯や王室の婚姻関係などから、スペイン王は長大な正式称号を有している。王の称号の法的根拠は1978年憲法第56条2項であり、そこでは「スペイン国王」のみが明記されているが、同時に「国王は王位にふさわしいその他の称号を用いることができる」とも記されている。
スペイン王室公式サイトでは「スペイン国王」以外の称号の例として1805年時点でのカルロス4世の称号が紹介されている[1]。以下にその各称号を挙げる。
前国王フアン・カルロス1世はコルシカ王の称号も有していたが、フェリペ6世は継承しなかった[要出典]。
また、以下の称号が使われることがある。
- カトリック王(Rey Católico)
- 国軍最高司令官(Capitán General de las Fuerzas Armadas, de las que ostenta el mando supremo);
- 金羊毛騎士団総長(Soberano Gran Maestre de la Insigne Orden del Toisón de Oro);
脚注
注釈
- ^ カスティーリャ王としてはフェルナンド5世。
- ^ スペイン継承戦争で「スペイン王カルロス3世」を称してフェリペ5世と対立。
出典
関連項目
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西ヨーロッパ | |
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東ヨーロッパ | |
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南ヨーロッパ | |
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北ヨーロッパ | |
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国家承認を得た国連非加盟の国と地域 | |
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関連項目 | |
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