モナコ統治者の一覧(モナコとうちしゃのいちらん)では、モナコ公国を統治した人物について年代順に列挙する。ほとんどはグリマルディ家の出身となる。他国統治期間の行政者等は、例外としてその旨を記す。
モナコ領主
モナコ公
備考
- フランソワ・グリマルディはしばしば公国最初の統治者として言及されるが, 実際には1297年1月8日にモナコの岩を実力で占有した集団の指導者に過ぎない。フランソワの従兄弟であるカーニュ領主 レーニエ1世こそが、現在モナコとして知られている地域を支配したグリマルディ家出身の最初の統治者である。その跡を継いだシャルル1世は、30年間ジェノヴァに支配権を奪われながらモナコの岩を一族の手に戻し、名実ともに最初のモナコ領主となった誉で、広く公朝創始者とみなされている。
- ルイという名前のモナコ統治者は3人いる。1390年代と1400年代初頭の2度治める事になったモナコ領主ルイと、1662年から1701年まで治めたルイ1世公と、1922年から1949年まで治めたルイ2世公である。
- ジャン1世は3回にわたって単治ないし共治した。2度目の統治では、1427年に共治者アントニーが世を去りアンブロワーズが権利を放棄した後も、 1人で支配を続けた。これによって、後世の文献は彼を「1世」と呼び、君主に準ずるものとして扱っている。
- 1612年から、オノレ2世はモナコ統治者として初めて、それまでのモナコ領主という肩書きに公の称号を追加した。1633年にスペイン王フェリペ4世がモナコを公国として認めたことで、此の称号は公式の物となった。
系図
関連項目
脚注
出典
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南ヨーロッパ | |
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北ヨーロッパ | |
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国家承認を得た国連非加盟の国と地域 | |
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関連項目 | |
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