シュタルフ 悠紀リヒャルト(Stalph Yuki Richard、1984年8月4日 - )は、ドイツ・ボーフム出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはMF。
来歴
ドイツ人の父と日本人の母の間に西ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州・ボーフムで生まれ、1989年に父の仕事に伴い、一家で東京都へ移住する。
日本移住後は東京横浜独逸学園に入学し、サッカー部に所属。また、Y.S.C.C.横浜ユースへの所属経験もある。同時にヴッパーターラーSVボルシアへのサッカー留学も経験している。同校卒業後はFCチューリッヒに所属。
その後、海外のチームを渡り歩き、2006年から2007年にかけてヴィッセル神戸・京都サンガF.C.に練習生として参加するも入団に至らず、再び海外に活躍の場を求めた。
2011年4月21日にジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズに加入した[1]が、故障もあり出場機会はなく、同年をもってチームも活動終了となり退団することになった。
退団後は日本で故障からの回復を目指しながらチーム探しを行っていたが、2012年8月にSCイーダー=オーバーシュタイン(英語版)と契約。
ヘカリ・ユナイテッドFC時代には『世界の果てまでイッテQ!』の取材を受けたこともある。現役引退後は東京ヴェルディ1969の普及部コーチや自身が代表を務めるレコス(RECCOSS)の監督などを務めた[2]。
2019年よりY.S.C.C.横浜の監督に就任した[3]。なお、34歳での監督就任は当時、Jリーグクラブでの最年少記録となる(2023年奈良クラブのフリアン監督が33歳で更新する)[4][5]。同年7月28日のヴァンラーレ八戸戦後のDAZNインタビュー内での発言内容(「いい加減にしてもらいたい」)が「審判員に対する侮辱または公然の名誉毀損行為」にあたるとみなされ、後日、2試合のベンチ入り停止処分を受けた。
2021年12月10日、AC長野パルセイロの監督に就任[6]。なお、2023年シーズンからJリーグでの登録名を『シュタルフ 悠紀』に変更している。
2023年8月28日、成績不振を理由に解任[7]。
2023年11月、タイU-20代表監督に就任[8]した。なお、ブリーラム・ユナイテッドU-20監督も兼任した。 2024年6月、タイU20代表監督を退任[9]。退任理由は「プライベートな事情」としている[9]。
2024年6月26日、SC相模原の監督に就任することが発表された[10]。
所属クラブ
個人成績
指導歴
監督成績
タイトル
監督時代
- Y.S.C.C.横浜
- AC長野パルセイロ
脚注
関連項目
外部リンク