オジー・ティモンズ

オジー・ティモンズ
Ozzie Timmons

ミルウォーキー・ブルワーズ コーチ #43
タンパベイ・レイズでのコーチ時代 (2018年5月12日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	フロリダ州タンパ
生年月日	(1970-09-18) 1970年9月18日（54歳）
身長 体重	6' 2" ＝約188 cm 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	1991年 MLBドラフト5巡目
初出場	MLB / 1995年4月26日 NPB / 2001年3月30日
最終出場	MLB / 2000年10月1日 NPB / 2001年9月8日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
選手歴 ブランドン高等学校（英語版） タンパ大学（英語版） シカゴ・カブス (1995 - 1996) シンシナティ・レッズ (1997) シアトル・マリナーズ (1999) タンパベイ・デビルレイズ (2000) 中日ドラゴンズ (2001) レイノサ・ブロンコス (2003) アトランティックシティ・サーフ（英語版） (2003 - 2004) カンペチェ・パイレーツ (2005) モンクローバ・スティーラーズ (2005) アトランティックシティ・サーフ (2005 - 2006) コーチ歴 タンパベイ・レイズ (2018 - 2021) ミルウォーキー・ブルワーズ (2022 - )
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オズボーン・ルウェリン・ティモンズ（Osborne Llewellyn "Ozzie" Timmons, 1970年9月18日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身の元プロ野球選手（外野手）、野球指導者。右投右打。2001年に中日ドラゴンズに所属した。現在は、MLBのミルウォーキー・ブルワーズの打撃コーチを務める。

経歴

現役時代

1991年のMLBドラフト5巡目（全体137位）でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。1995年にメジャーデビュー。

2001年、中日ドラゴンズに入団した。入団当初、とあるスコアラーからは「アロンゾ・パウエルそっくりのタイプ」と評されていた。前年に退団したレオ・ゴメスに代わる4番打者としてティム・アンローと共に入団した。オープン戦から好調を維持し、開幕戦では4番打者として3安打を放つなど期待されたが、その後は打撃に安定感を欠いて徐々に信頼度が低下していった。李鐘範は長距離砲タイプではなく、アンローも期待外れだったことから5月にメジャー復帰を目指すもピッツバーグ・パイレーツを自由契約となって無所属であったゴメスが復帰。これに伴いサードを守っていた福留孝介が外野にコンバート、更に横浜ベイスターズから波留敏夫がトレードで入団するなど一気に外野手の競争が激化した。これらのことから李が起用法に不満を訴えて退団したが、ティモンズの出場機会の増加には繋がらなかった。終盤は二軍落ちするなどチームの戦力になれず、シーズン終了後に退団した。

打率が低く、助っ人としては物足りなかったにもかかわらず、勝負強さと日本プロ野球適応の期待から残留の話も出ていたが本人が断ったというエピソードがある。

中日退団後はマイナー球団やリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル、独立リーグであるアトランティックリーグのアトランティックシティ・サーフ（英語版）で2006年までプレーした。

引退後

2007年からはタンパベイ・デビルレイズ（2008年からはレイズ）傘下のコーチとなった。2007年はA-級ハドソンバレー・レネゲーズのコーチ、2008年はA級コロンバス・キャットフィッシュ（英語版）の打撃コーチ、2009年から7年間はAA級モンゴメリー・ビスケッツで一塁コーチ、2016年から2年間はAAA級ダーラム・ブルズで打撃コーチを務めた。

2018年シーズンからはレイズの一塁コーチに就任し^[1]、2021年まで務めた。

2022年シーズンからはミルウォーキー・ブルワーズの打撃コーチを務める^[2]

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
1995	CHC	77	185	171	30	45	10	1	8	81	28	3	0	0	1	13	2	0	32	8	.263	.314	.474	.787
1996		65	157	140	18	28	4	0	7	53	16	1	0	1	0	15	0	1	30	1	.200	.282	.379	.661
1997	CIN	6	9	9	1	3	1	0	0	4	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.333	.333	.444	.778
1999	SEA	26	48	44	4	5	2	0	1	10	3	0	1	0	0	4	0	0	12	0	.114	.188	.227	.415
2000	TB	12	42	41	9	14	3	0	4	29	13	0	0	0	0	1	0	0	7	2	.341	.357	.707	1.064
2001	中日	83	299	272	30	62	9	1	12	109	45	1	1	3	1	22	0	1	73	7	.228	.287	.401	.688
MLB：5年		186	441	405	62	95	20	1	20	177	60	4	1	1	1	33	2	1	82	11	.235	.293	.437	.730
NPB：1年		83	299	272	30	62	9	1	12	109	45	1	1	3	1	22	0	1	73	7	.228	.287	.401	.688

年度別守備成績

年 度	球 団	一塁（1B）						左翼（LF）						右翼（RF）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
1995	CHC	-						49	59	1	2	1	.968	6	4	0	0	0	1.000
1996		-						25	30	1	0	1	1.000	22	34	0	0	0	1.000
1997	CIN	-						1	0	0	1	0	.000	-
1999	SEA	1	1	0	0	0	1.000	12	11	0	0	0	1.000	5	1	0	0	0	1.000
2000	TB	-						2	3	0	0	0	1.000	7	5	0	0	0	1.000
MLB		1	1	0	0	0	1.000	89	103	2	3	2	.972	40	44	0	0	0	1.000

記録

NPB

• 初出場・初先発出場：2001年3月30日、対広島東洋カープ1回戦（ナゴヤドーム）、4番・左翼手として先発出場
• 初打席・初安打：同上、1回裏に佐々岡真司から左前安打
• 初打点：同上、3回裏に佐々岡真司から右前決勝適時打
• 初本塁打：2001年4月28日、対横浜ベイスターズ4回戦（浜松球場）、7回裏に中村武志の代打で出場、中野渡進から左越3ラン

背番号

• 30（1995年 - 1996年、2018年 - 2021年8月31日）
• 31（1997年）
• 40（1999年、2021年9月1日 - 同年終了）
• 44（2000年 - 2001年）
• 99（2022年 - 2023年）
• 43（2024年 - ）

脚注

1. Bill Chastain (2017年11月3日). “Timmons promoted to Rays' first-base coach” (英語). MLB.com. 2017年11月9日閲覧。
2. “Milwaukee Brewers hire Ozzie Timmons, Connor Dawson as hitting coaches” (英語). ESPN (2021年11月11日). 2024年3月11日閲覧。

関連項目

• メジャーリーグベースボールの選手一覧 T
• 北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧
• 中日ドラゴンズの選手一覧

外部リンク

• 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)