和田 裕行(わだ ひろゆき、1970年〈昭和45年〉10月14日[1] - )は、日本の政治家、実業家。滋賀県彦根市長(1期)、彦根党共同代表。
来歴
滋賀県彦根市出身。滋賀県立彦根東高等学校、慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業[2]。
1997年(平成9年)、映画の衣装や小物のレプリカ製作と販売を行う「マックス・ケイディ」を創業[3]。
2005年(平成17年)4月24日に行われた彦根市長選挙に立候補。元市長で弁護士の獅山向洋、元県議の大久保貴と戦うも次点で落選[4]。
※当日有権者数:82,943人 最終投票率:47.19%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
獅山向洋 | 64 | 無所属 | 元 | 14,926票 | 38.57% | |
和田裕行 | 34 | 無所属 | 新 | 13,838票 | 35.75% | |
大久保貴 | 41 | 無所属 | 新 | 9,937票 | 25.68% | |
2009年(平成21年)4月26日に行われた市長選挙に再び挑戦し、得票数3位で落選。
※当日有権者数:85,321人 最終投票率:44.89%(前回比:2.30pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
獅山向洋 | 68 | 無所属 | 現 | 9,675票 | 25.52% | |
大久保貴 | 45 | 無所属 | 新 | 9,636票 | 25.42% | |
和田裕行 | 38 | 無所属 | 新 | 8,644票 | 22.80% | |
辻橋正一 | 61 | 無所属 | 新 | 7,669票 | 20.23% | |
伊藤善規 | 61 | 無所属 | 新 | 2,288票 | 6.03% | |
2021年(令和3年)4月25日に行われた市長選挙に三たび立候補。連合滋賀の推薦を受けた現職の大久保貴[5]、元職の獅山向洋を破り初当選した[6]。5月10日、市長就任。
※当日有権者数:90,244人 最終投票率:38.64%(前回比:0.52pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
和田裕行 | 50 | 無所属 | 新 | 13,903票 | 40.60% | |
大久保貴 | 57 | 無所属 | 現 | 11,663票 | 34.05% | (推薦)連合滋賀 |
獅山向洋 | 80 | 無所属 | 元 | 8,681票 | 25.35% | |
2023年(令和5年)1月13日、市議の北川元気と共に市役所で会見し、地域政党「彦根党」を結党したと発表した。代表は北川市議で、和田は共同代表となった。同年4月の統一地方選挙の県議選、同市議選で合わせて5人以上の候補者擁立を目指す[7]。
市政
- 2021年(令和3年)7月12日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を同年10月に導入すると発表した[8]。発表どおり10月1日に導入され、滋賀県内の自治体での取り組みは初となった[9][10]。
脚注
外部リンク