2009年のポルトガルグランプリ
レース詳細
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2009年のロードレース世界選手権 全17戦中第14戦
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決勝日
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2009年10月4日
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開催地
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エストリル・サーキット
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開催コース
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常設サーキット 4.182km
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MotoGP
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250 cc
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125 cc
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2009年のポルトガルグランプリは、ロードレース世界選手権の2009年シーズン第14戦として、10月2日から4日までポルトガルのエストリル・サーキットで開催された。
概要
125ccクラス決勝では、前戦は勝利目前でアンドレア・イアンノーネの転倒に巻き込まれてリタイヤに終わった雪辱を果たし、ポル・エスパルガロがシーズン2勝目を挙げた。ポイントリーダーのフリアン・シモンはトップを走行中に転倒し12位に終わったが、ランキング2位のブラッドリー・スミスとの間には50.5ポイントの大量マージンを残した[1]。
250ccクラスではマルコ・シモンチェリが後続を引き離してシーズン5勝目を挙げた。続いてマイク・ディ・メッリオとエクトル・バルベラが同時にフィニッシュし、ビデオ判定でも優劣が付かなかったため、規定に基づいてレース中の自己ベストラップタイムが良い方が上位とされ、ディ・メッリオ(1分40秒961がベスト)が2位、バルベラ(同1分41秒169)が3位となった。ポイントリーダーの青山博一は4位に終わったが、アルバロ・バウティスタが転倒リタイヤとなり、両者のポイント差は26に広がった。一方今回勝利のシモンチェリは青山から28ポイント差に迫ってきた[2]。
MotoGPクラスでは今回フィアット・ヤマハチームはプント・エボカラーのスペシャルデザインのマシンで出場し[3]、宇宙飛行士をイメージしたスーツ・ヘルメットを身につけた[4]ホルヘ・ロレンソがシーズン4勝目を挙げた。続いて3戦の療養欠場から復帰したケーシー・ストーナーが2位に入る活躍を見せた。不明だった体調不良の原因は、乳糖不耐症と判明していた[5]。3位にはダニ・ペドロサ、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシは4位に終わり、ロッシとロレンソのポイント差は30から18に詰まった[6]。
MotoGPクラス決勝結果
250ccクラス決勝結果
* 同タイム同着、レース中の自己ベストタイムがより速いディ・メッリオの方が2位を獲得。
125ccクラス決勝結果
脚注
参考文献