2000年のNFLドラフトは65回目のNFLドラフト。2000年4月15日から16日までの2日間ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された。
ドラフト指名順は、1999年のレギュラーシーズンの成績が悪かったチームから完全ウェーバー制で行われ、クリーブランド・ブラウンズは全体1位でペンシルベニア州立大学のDEコートニー・ブラウンを指名した。ブラウンズは前年守備の喪失ヤードがNFLワーストでありディフェンスの改善への貢献が期待された。1年目の2000年は4.5サック、2年目は5試合に出場した後、怪我でシーズンを棒に振った。その後3シーズンで26試合の出場にとどまるなど、ブラウンズに在籍した5年間で33試合に欠場した。2005年、ブラウンズは安い金額でブラウンとの契約を望んでいたが彼はデンバー・ブロンコスと契約しチームを去った。ブラウンズのドラフトでの期待外れ、バストの1人として名前が挙がる[1]。
全体2位でもペンシルベニア州立大学のラバー・アーリントンが指名された。ニューヨーク・ジェッツが1巡で4名の選手を指名したがこれはドラフト史上初めてのことであった。
全体17位でオークランド・レイダースはプレースキッカーのセバスチャン・ジャニコウスキーを指名した。キッカーとしてのみプレーする選手がドラフト1巡で指名されるのは初めてのことであった[2]。
トム・ブレイディは後にシーズンMVPに3度選ばれスーパーボウルでも優勝したがドラフトでの評価は高くなく、6巡全体199位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名された[3]。
全米ではNFLネットワークとESPNによって放送された。
指名選手
指名順位の数字の後の*は、FAで失った選手に対して自動的に計算し与えられる補償ドラフト、**は、前年のエクスパンションチームであるクリーブランド・ブラウンズに与えられる指名権を示す。
1巡指名選手
2巡指名選手
3巡指名選手
4巡指名選手
5巡指名選手
6巡指名選手
7巡指名選手
主な指名権のトレード
全体2位指名権を持つニューオーリンズ・セインツは前年のドラフトでリッキー・ウィリアムズを指名するために2つの1巡指名権など8つの指名権をワシントン・レッドスキンズにトレードした[4]。
ワシントン・レッドスキンズは、複数のドラフト1巡指名権などと引き換えにサンフランシスコ・49ersから全体3位指名権を獲得した。
全体5位指名権は前年の指名権のトレードによりアトランタ・ファルコンズからボルチモア・レイブンズにトレードされた。
ボルチモア・レイブンズはドラフト1巡、2巡指名権と引き換えにデンバー・ブロンコスから全体10位指名権を獲得した。
ドラフト外入団の主な選手
脚注
外部リンク
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