第8回スーパーボウル

第8回スーパーボウル
Super Bowl VIII
1 2 3 4

MIN 0 0 0 7

7
MIA 14 3 7 0

24
開催日 1974年1月13日
スタジアム ライス・スタジアム
開催地 テキサス州ヒューストン
MVP ラリー・ゾンカ, ドルフィンズ
優勝予想 Dolphins by 6½
国歌斉唱 チャーリー・プライド
コイントス レフェリー
ハーフタイム テキサス大学・ロングホーンバンド
入場者数 71,882
アメリカにおけるテレビ放送
ネットワーク CBS
実況と解説 レイ・スコットパット・サマロールバート・スター
視聴率 41.6 (全米)
占有率 73 (全米)
CM広告料
(30秒)
10万3千ドル
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第8回スーパーボウル(だい8かいスーパーボウル、Super Bowl VIII)は1974年1月13日テキサス州ヒューストンライス・スタジアムで行われた8回目のスーパーボウルNFCチャンピオンであるミネソタ・バイキングスAFCチャンピオンであるマイアミ・ドルフィンズの対戦。ドルフィンズがバイキングスを24-7で破って、2年連続2度目のスーパーボウル制覇を果たした。MVPはドルフィンズのランニングバックであるラリー・ゾンカが受賞した。

テレビ中継はCBSが担当した。

背景

開催地決定まで

1972年3月21日、ホノルルで行われたオーナー会議で、第8回スーパーボウルをヒューストンで開催することが決定した。

マイアミ・ドルフィンズ

マイアミ・ドルフィンズは第6回スーパーボウル、パーフェクトシーズンを達成した前年の第7回スーパーボウルに続いて3年連続でスーパーボウル出場を果たした。ドルフィンズの他に3年以上連続してスーパーボウルに出場したのは第25回スーパーボウルから第28回スーパーボウルまで4年連続出場したバッファロー・ビルズ及び第51回スーパーボウルから第53回スーパーボウルまで3年連続出場したニューイングランド・ペイトリオッツのみである。

前年のプレーオフ、第7回スーパーボウルがいずれも1TD差以内での勝利であったのに対して、シンシナティ・ベンガルズに34-16、前年のパーフェクトシーズンから続く連勝記録を止められた相手、オークランド・レイダースを27-10で破り、スーパーボウル出場を決めた[1]

ミネソタ・バイキングス

試合経過

ドライブごとの試合経過
開始 ボール保持 ドライブ TOP 結果 得点内容 得点
Q 時間 地点 P yd yd 得点者 PAT バイキングス ドルフィンズ
1 15:00 自陣38 ドルフィンズ 10 62 5:27 タッチダウン(ラン) 5 Csonka キック成功 0 7
1 9:33 自陣14 バイキングス 3 9 2:25 パント
1 7:08 自陣44 ドルフィンズ 10 56 5:46 タッチダウン(ラン) 1 Kiick キック成功 0 14
1-2 1:22 自陣11 バイキングス 6 25 3:19 パント
2 13:03 自陣29 ドルフィンズ 4 6 1:32 パント
2 11:31 自陣27 バイキングス 3 -7 1:28 パント
2 10:03 自陣35 ドルフィンズ 7 44 4:01 フィールドゴール成功 28 Yepremian 0 17
2 6:02 自陣20 バイキングス 13 74 5:32 第4ダウン失敗
2 0:30 自陣6 ドルフィンズ 2 -1 0:30 前半終了
前半終了
3 15:00 自陣11 バイキングス 3 -4 2:18 パント
3 12:42 敵陣43 ドルフィンズ 8 43 3:58 タッチダウン(ラン) 2 Csonka キック成功 0 24
3 8:44 自陣26 バイキングス 5 21 3:41 パント
3 5:03 自陣11 ドルフィンズ 5 22 3:29 パント
3-4 1:34 自陣43 バイキングス 10 57 3:09 タッチダウン(ラン) 4 Tarkenton キック成功 7 24
4 13:25 自陣34 ドルフィンズ 3 6 2:38 パント
4 10:47 自陣3 バイキングス 12 65 4:23 インターセプト
4 6:24 自陣10 ドルフィンズ 13 61 6:24 試合終了
P=プレー数、TOP=タイム・オブ・ポゼッションPAT=ポイント・アフター・タッチダウン。 アメリカンフットボールの用語集 (enも参照。 7 24
バイキングスのドライブ
# ドライブ TOP 結果
プレー ヤード
1 3 9 2:25 パント
2 6 25 3:19 パント
3 3 -7 1:28 パント
4 13 74 5:32 第4ダウン失敗
前半終了
5 3 -4 2:18 パント
6 5 21 3:41 パント
7 10 57 3:09 タッチダウン(ラン)
8 12 65 4:23 インターセプト
ドルフィンズのドライブ
# ドライブ TOP 結果
プレー ヤード
1 10 62 5:27 タッチダウン(ラン)
2 10 56 5:46 タッチダウン(ラン)
3 4 6 1:32 パント
4 7 44 4:01 フィールドゴール成功
5 2 -1 0:30 前半終了
前半終了
6 8 43 3:58 タッチダウン(ラン)
7 5 22 3:29 パント
8 3 6 2:38 パント
9 13 61 6:24 試合終了

スターティングラインアップ

ミネソタ・バイキングス ポジション マイアミ・ドルフィンズ
オフェンス
ジョン・ギリアム
John Gilliam
WR ポール・ウォーフィールド
Paul Warfield
グレイディ・アルダーマン
Grady Alderman
LT ウェイン・ムーア
Wayne Moore
エド・ホワイト
Ed White
LG ボブ・クーチェンバーグ
Bob Kuechenberg
ミック・ティンゲルホフ
Mick Tingelhoff
C ジム・ランガー
Jim Langer
フランク・ギャラガー
Frank Gallagher
RG ラリー・リトル
Larry Little
ロン・イェーリー
Ron Yary
RT ノーム・エバンズ
Norm Evans
ステュ・ボイト
Stu Voigt
TE ジム・マンディッチ
Jim Mandich
キャロル・デイル
Carroll Dale
WR マーリン・ブリスコー
Marlin Briscoe
フラン・ターケントン
Fran Tarkenton
QB ボブ・グリーシー
Bob Griese
オスカー・リード
Oscar Reed
FB ラリー・ゾンカ
Larry Csonka
チャック・フォアマン
Chuck Foreman
RB マーキュリー・モリス
Mercury Morris
ディフェンス
カール・エラー
Carl Eller
LE ヴァーン・デン・ヘルダー
Vern Den Herder
ゲイリー・ラーセン
Gary Larsen
LDT マニー・フェルナンデス
Manny Fernandez
アラン・ペイジ
Alan Page
RDT ボブ・ハインツ
Bob Heinz
ジム・マーシャル
Jim Marshall
RDE ビル・スタンフィル
Bill Stanfill
ロイ・ウィンストン
Roy Winston
LOLB ダグ・スウィフト
Doug Swift
ジェフ・ジーモン
Jeff Siemon
MLB ニック・ブオニコンティ
Nick Buoniconti
ウォリー・ヒルゲンバーグ
Wally Hilgenberg
ROLB マイク・コーレン
Mike Kolen
ネイト・ライト
Nate Wright
LCB ロイド・マンフォード
Lloyd Mumphord
ボビー・ブライアント
Bobby Bryant
RCB カーティス・ジョンソン
Curtis Johnson
ジェフ・ライト
Jeff Wright
SS ディック・アンダーソン
Dick Anderson
ポール・クラウス
Paul Krause
FS ジェイク・スコット
Jake Scott
スペシャルチーム
フレッド・コックス
Fred Cox
K ガロ・イェプレミアン
Garo Yepremian
マイク・アイシャイド
Mike Eischeid
P ラリー・シープル
Larry Seiple
ヘッドコーチ
バド・グラント
Bud Grant
ドン・シュラ
Don Shula

トーナメント表

ディビジョナルプレイオフ カンファレンス決勝 第8回スーパーボウル
                   
12月22日
メトロポリタン・スタジアム
       
 レッドスキンズ 20
12月30日
テキサス・スタジアム
 バイキングス 27  
 バイキングス 27
12月23日
テキサス・スタジアム
   カウボーイズ 10  
 ラムズ 16
1月13日
ライス・スタジアム
 カウボーイズ 27  
 バイキングス 7
12月22日
オークランド・コロシアム
   ドルフィンズ 24
 スティーラーズ 14
12月30日
マイアミ・オレンジボウル
 レイダース 33  
 レイダース 10
12月23日
マイアミ・オレンジボウル
   ドルフィンズ 27  
 ベンガルズ 16
 ドルフィンズ 34  


脚注

  1. ^ Aaron Schatz (2005年). “Best in playoffs? Da Bears”. ESPN. 2015年1月25日閲覧。

外部リンク