ルイジアナ州立大学 (Louisiana State University, LSU) は、アメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュにある、1860年に創立された州立の総合大学。正式名称はLouisiana State University and Agricultural and Mechanical College。州内のルイジアナ大学ラファイエット校やルイジアナ大学モンロー校とは別の大学である。
ランドグラント大学とシーグラント大学(en)の両方に指定された全米でも数少ない大学の一つである。創立当時はバトンルージュ市のダウンタウンに位置していたが、1926年、ミシシッピ川に近い現在の場所に移転した。2013年秋の時点で学生総数は29,865人(うち学部生24,931人、留学生1,593人)、教員総数は1,232人である。図書館の蔵書数は南部屈指で380万冊を越える。プログラムは全部で8つのカレッジ、5つのスクールから構成され、石油産業が盛んな土地柄、石油工学部や農学部、体育学部などが有名である。
スポーツ
LSUのスポーツ・チームはタイガース (Tigers) 、レディータイガース (Lady Tigers) 、ファイティングタイガース (Fighting Tigers) 、と呼ばれ、NCAAのディビジョンI(フットボールはディビジョンI-A)のサウスイースタン・カンファレンス西部地区に所属している。
フットボール
これまで通算4度にわたり、全米チャンピオンとなっている。シュガーボウルでは2004年1月の全米選手権試合を含め、2006年までに5回勝利している。2007年のNFLドラフトでは、全体で1位指名されたクオーターバックのジャマーカス・ラッセルをはじめ、4人が1巡目で指名された。2007-08年のシーズンでは、BCS全米チャンピオンシップ決定戦に進出。オハイオ州立大学を破り、4年ぶり3回目の全米チャンピオンに輝いた。2019-20年のシーズンはハイズマントロフィーの受賞者、ジョー・バローを擁し、全勝優勝。このチームは全米フットボール史上最強と称されることが多い。
野球
カレッジ・ワールドシリーズを通算7度制しており、全米屈指の名門校として知られる。7度の優勝は南カリフォルニア大学の12度に次ぐ回数である。
バスケットボール
男子チームはシャキール・オニールを輩出したことで有名。1953, 81, 86, 2006年の4度に渡ってファイナル・フォーに進出した。女子チームは第85回全米大学選手権大会で初優勝。
その他
陸上競技をはじめ、水泳や体操、テニスで全米上位にランクインしている。
主な卒業生
- MLB
- NBA
- NFL
脚注
外部リンク