1977年の読売ジャイアンツでは、1977年における読売ジャイアンツの動向をまとめる。
この年の読売ジャイアンツは、長嶋茂雄監督の3年目のシーズンである。
概要
中日との開幕戦を王貞治の満塁本塁打で快勝したチームは開幕4連勝、さらに4月13日から8連勝をマーク。連勝中の19日に阪神との直接対決を制し首位に立つと、以後一度も首位を明け渡さず独走状態となり、王がハンク・アーロンの通算本塁打数に並んだ8月31日の時点で2位ヤクルトに12ゲーム差を付け、ファンの関心はペナントよりも王の「世界記録更新」に集中した。そして9月3日、王はヤクルト戦で通算756号本塁打を放ち「通算本塁打世界新記録」を達成。チームは移動日の9月23日にリーグ2連覇が決定、最終的にヤクルトに15ゲーム差を付ける圧勝だった。この年2位のヤクルトには19勝7敗と大きく勝ち越し、中日には17勝8敗1分と貯金34のうち21を両球団から稼いだ。日本シリーズは2年連続で上田利治監督率いる阪急との対戦となったが、第4戦で簑田浩二の好走塁をきっかけに逆転負けを喫し流れを失うと、翌日の第5戦も落とし1勝4敗で敗退、またも阪急の軍門に下った。投手陣は10年目の新浦壽夫が先発・抑え兼任で防御率1位と最高勝率を、5年目の小林繁が沢村賞を、倉田誠との交換でヤクルトから移籍の浅野啓司は中継ぎの柱としてカムバック賞をそれぞれ受賞した。
チーム成績
レギュラーシーズン
1977年セントラル・リーグ順位変動
順位
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4月終了時
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5月終了時
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6月終了時
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7月終了時
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8月終了時
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9月終了時
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最終成績
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1位
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巨人 |
--
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巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
2位
|
阪神 |
3.5
|
阪神 |
4.5
|
ヤクルト |
5.0
|
ヤクルト |
7.5
|
ヤクルト |
12.0
|
ヤクルト |
13.0
|
ヤクルト |
15.0
|
3位
|
大洋 |
4.5
|
大洋 |
6.0
|
阪神 |
5.5
|
阪神 |
7.5
|
阪神 |
15.5
|
中日 |
17.5
|
中日 |
15.5
|
4位
|
ヤクルト
|
ヤクルト |
7.0
|
大洋 |
8.5
|
大洋 |
11.0
|
中日 |
16.0
|
阪神 |
21.0
|
阪神 |
21.0
|
5位
|
中日 |
8.5
|
中日 |
9.0
|
中日 |
12.5
|
中日 |
16.0
|
大洋 |
18.0
|
大洋 |
22.0
|
広島 |
25.0
|
6位
|
広島 |
9.0
|
広島 |
9.5
|
広島 |
13.5
|
広島 |
18.0
|
広島 |
19.5
|
広島 |
25.5
|
大洋 |
25.5
|
日本シリーズ
1977年 日本シリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月22日(土) |
第1戦 |
読売ジャイアンツ |
2 - 7 |
阪急ブレーブス |
阪急西宮球場
|
10月23日(日) |
第2戦 |
読売ジャイアンツ |
0 - 3 |
阪急ブレーブス
|
10月24日(月) |
移動日
|
10月25日(火) |
第3戦 |
阪急ブレーブス |
2 - 5 |
読売ジャイアンツ |
後楽園球場
|
10月26日(水) |
第4戦 |
阪急ブレーブス |
5 - 2 |
読売ジャイアンツ
|
10月27日(木) |
第5戦 |
阪急ブレーブス |
6 - 3 |
読売ジャイアンツ
|
優勝:阪急ブレーブス(3年連続3回目)
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[1]
オールスターゲーム1977
- 太字はファン投票で選ばれた選手。取消線は出場辞退した選手。
できごと
選手・スタッフ
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監督 | |
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一軍コーチ | |
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二軍監督・コーチ | |
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投手 | |
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捕手 | |
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内野手 | |
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外野手 | |
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[7]
表彰選手
- 小林繁(投手、初受賞)
- 王貞治(一塁手、16年連続16度目)
- 堀内恒夫(投手、6年連続6度目)
- 王貞治(一塁手、6年連続6度目)
- 高田繁(三塁手、2年連続2度目[注 1])
- 柴田勲(外野手、2年連続5度目)
ドラフト
関連項目
脚注
注釈
出典
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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1945年は戦況悪化のため、公式戦を休止。合同チームによる非公式戦のみ開催。 |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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