独立行政法人労働者健康安全機構 長崎労災病院(どくりつぎょうせいほうじんろうどうしゃけんこうあんぜんきこう ながさきろうさいびょういん)は、長崎県佐世保市にある独立行政法人労働者健康安全機構が運営する医療機関(病院)である。
概要
公益財団法人日本医療機能評価機構の認定病院である。設立当初からの労災医療他勤労者に関する医療を始め、長崎県県北地域における地域医療の拠点として、また救急医療を担う病院である。病院屋上には離島からの患者搬送等に備えて県北地域の病院では唯一ヘリポートが設けられている。
歴史
- 1957年(昭和32年)5月13日 - 開設。当初は内科・外科・整形外科の3科で発足した。
- 1998年(平成10年)11月 - 現在の病院に改築される。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 運営法人を労働福祉事業団より独立行政法人労働者健康福祉機構へ移行。
- 2016年(平成28年)4月1日 - 運営する法人が、独立行政法人労働者健康福祉機構から独立行政法人労働者健康安全機構へ改組される。
診療科目
この節の出典[1]
一覧
診療科の詳細
- 救急集中治療科
- 2019年(令和元年)度救急車搬送数(件)は2,508、内ドクターヘリ搬送数(件)は53[2]。
- アスベスト疾患ブロックセンター
- 九州地区のブロックセンターとして、九州労災病院、熊本労災病院、山口労災病院と協力してアスベスト関連疾患の健診、診断および治療を行っており、当センターでは年間約600名の健診を行っている[3]。
医療機関の認定
下表の出典[4]
救急告示病院(二次救急)[5]
地域脳卒中センター[6]
原子力災害医療協力機関[7]
災害拠点病院(地域)、長崎DMAT(災害派遣医療チーム)指定病院[8]
公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院(3rdG:Ver.1.1(4回目:2016年(平成28年)5月6日認定、2021年(令和3年)6月17日認定有効期限))[9]。
このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。
交通アクセス
周辺
脚注
- ^ “当院を利用される患者さんへ”. 長崎労災病院. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “救急集中治療科”. 長崎労災病院. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “アスベスト疾患ブロックセンター”. 長崎労災病院. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “ながさき医療機関情報システム”. 長崎県医療政策課. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “長崎県の救急医療体制(令和2年4月1日現在)”. 長崎県医療政策課. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “脳卒中急性期専門医療機関[PDFファイル/87KB]”. 長崎県医療政策課. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “原子力災害拠点病院及び原子力災害医療協力機関の一覧 令和2年4月1日現在”. 原子力規制委員会. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “災害拠点病院及び長崎DMAT指定病院一覧”. 長崎県医療政策課. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年7月15日閲覧。
- ^ a b c “交通のご案内”. 長崎労災病院. 2020年7月15日閲覧。
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