西元町駅(にしもとまちえき)は、兵庫県神戸市中央区元町通六丁目にある、阪神電気鉄道(阪神)神戸高速線の駅[1]。駅番号はHS 34。
当駅を含む前後の区間は第三種鉄道事業者の神戸高速鉄道が「東西線」として施設を保有し、阪神が第二種鉄道事業者として営業を行っている。2010年に実施された駅案内板等のリニューアル以後、駅出入口の案内板等には「阪神 神戸高速線 (HANSHIN KOBEKOSOKU LINE) 」と表記されている[1]。
直通特急のうち、種別表示幕が黄色地のもの(直通特急)が停車する。
相対式ホーム2面2線を有する地下駅[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。地下2階のホームは線形が急カーブとなる場所に設置されているため、電車とホームの隙間が比較的広い場所がある。ホームの有効長はおよそ150 mあり、阪神車と山陽車は7両まで停車可能であり、また阪神車より車長が長い近畿日本鉄道(近鉄)の6両編成も停車可能だが、近鉄車が当駅に停車する運用は存在しない。
改札口は地下1階の東西に各1箇所設置されている(メインは西改札)。エレベーターは東口に設置されており、地上入口からコンコースの改札外間と改札内と下りホーム間が一基[注釈 1]と改札内と上りホーム間が一基設置されている。
下り姫路方面行きホームには赤胴車時代の阪神8000系が描かれた「直通特急 ご案内」の案内板が残っている。
※実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪神アプリ」の行先表示機能では、梅田方面が1番線、姫路方面が2番線とされている。
日中は、大阪梅田 - 山陽姫路間の直通特急、大阪梅田 - 須磨浦公園間の特急が毎時各2本ずつと大阪梅田 - 高速神戸間の普通が毎時6本発車する。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。阪神電鉄の特急停車駅では最も少ない(全列車停車駅に限れば高速長田駅が最少)。