花隈駅(はなくまえき)は、兵庫県神戸市中央区北長狭通六丁目にある、阪急電鉄神戸高速線の駅[1]。駅番号はHK-17。
概要
かつて神戸高速鉄道が管理していた区間では唯一阪急が管理する駅で、阪急が管理する駅では最西端かつ最南端の駅でもある[注釈 1]。
現行ダイヤでは全営業列車が停車するが、山陽電気鉄道の特急は通過していた時期もあった。
当駅前後の区間は神戸高速鉄道が第三種鉄道事業の「東西線」として施設を保有し、阪急電鉄が第二種鉄道事業として営業を行う[1]。
神戸高速線は花隈駅東方で地上に出る。かつては山陽電気鉄道西代駅東方にも地上区間があったが、同駅付近は地下化されたために神戸高速線全体でも唯一の地上区間となっている。ただし坑口を出るとすぐに高架線となるため、踏切はない。
歴史
| この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "花隈駅" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年12月) |
駅構造
神戸高速線唯一の地上区間から地下へ入り、花隈へ向かう。左側はJR
元町駅。
相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。改札口は東西各1箇所ずつあり、このうち東改札は地下1階に、西改札は地上にある(駅務室は地上の西改札)。下り姫路方面ホームから東西両改札口までは、一度地下3階に設置されている線路下の連絡通路を経由する構造となっている。ホームは地下2階にあり、有効長は阪急の車両に合わせて8両編成の停車が可能となっている。エレベーターは、西改札口に地上と上りホームを連絡する1基と、駅構内にホームと地下通路を連絡するエレベーターを各ホーム1基ずつの合計3基設置している。以前は駅の西側に上下線をつなぐ非常渡り線が存在した[5]。
のりば
※ 実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、新開地方面が1号線、梅田方面が2号線と表示されている。
ダイヤ
日中は大阪梅田駅 – 新開地駅間の特急が毎時6本と、神戸三宮駅 – 山陽姫路間の普通が毎時2本発着する。大阪梅田方面へ直通する普通は朝と深夜のみである。
利用状況
2021年の通年平均の乗降人員は6,117人である。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。阪急電鉄の特急停車駅では最も少ない。阪急電鉄全線では第81位。
年度別1日平均乗車人員[6]
年度
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1日平均 乗車人員
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2007年(平成19年)
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3,765
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2008年(平成20年)
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3,688
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2009年(平成21年)
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3,468
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2010年(平成22年)
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3,751
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2011年(平成23年)
|
3,981
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2012年(平成24年)
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3,997
|
2013年(平成25年)
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4,378
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2014年(平成26年)
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4,299
|
2015年(平成27年)
|
4,456
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2016年(平成28年)
|
4,589
|
2017年(平成29年)
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4,712
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2018年(平成30年)
|
4,512
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2019年(令和元年)
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4,768
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2020年(令和02年)
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3,658
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2021年(令和03年)
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3,995
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2022年(令和04年)
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4,608
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駅周辺
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■神戸高速線
- ■特急・■通勤特急・■準特急・■急行・■通勤急行・■S特急・■普通(急行は下り、通勤急行は上りのみ運転)
- 神戸三宮駅 (HK-16) - 花隈駅 (HK-17) - 高速神戸駅 (HS 35)
脚注
注釈
- ^ 路線としての最西端かつ最南端は新開地駅で、最東端は京都河原町駅、最北端は嵐山駅
- ^ 当駅 – 三宮駅間ではPC橋梁の落橋や鋼橋の梁と橋脚の間が破断した一方、当駅 – 高速神戸駅間では軽微な損傷に留まった。[2]
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
花隈駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- 花隈駅 - 阪急電鉄
- 花隈駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道(※詳細は上記の阪急電鉄リンクを閲覧するよう案内があるのみで、有意な情報はない)