御影駅(みかげえき)は、兵庫県神戸市東灘区御影二丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅[3]。駅番号はHK-12。
歴史
駅構造
2面2線の相対式ホームを有する地上駅[3]。神戸三宮側に待避線(詳しくは後述)がある[3]ため、停留所ではない。
改札口は各ホームの大阪梅田方にあるが、ホームが傾斜面上にあるため、コンコースを含めホームより下層に設けられている[3]。両ホームは地下道によって連絡しており[3]、エレベーターも設置されている。
南改札口には駅係員が配置されているが、北改札口には配置されておらず、通話の際は備え付けのインターホンを使用する[注 1]。トイレは神戸三宮方面ホームの大阪梅田寄りにあり、多機能タイプも併設されている。
当駅のすぐ西側、上下本線の間には待避線が1本設けられている[3]。1968年4月から1998年2月まで、神戸本線では西隣の六甲駅まで山陽電気鉄道との直通運転を行なっていたが、山陽の列車はこの待避線まで回送されて折り返していた[3]。直通運転終了後も2022年12月まで、平日の朝ラッシュ時に三宮で増結を行う車両(2両編成)が西宮車庫から回送される際に一旦ここに入線し、営業列車を待避していた。
のりば
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、神戸三宮方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
利用状況
2021年の通年平均の乗降人員は13,443人である[9]。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
- 2010年度から2015年度までのデータは、平日の1日平均乗降・乗車人員である。
- 2016年度以降のデータは、1日平均乗降・乗車人員である。
1日平均乗降・乗車人員推移
年次
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平日限定 乗降人員 |
平日限定 乗車人員
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通年平均 乗降人員 |
通年平均 乗車人員
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2010年(平成22年)
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17,457 |
8,897 |
- |
-
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2011年(平成23年)
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17,532 |
8,922
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2012年(平成24年)
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17,827 |
9,075
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2014年(平成26年)
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18,253 |
9,280
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2015年(平成27年)
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18,526 |
9,396
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2016年(平成28年)
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- |
-
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16,438 |
8,347
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2017年(平成29年)
|
16,604 |
-
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2018年(平成30年)
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16,609 |
-
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2019年(令和元年)
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16,748 |
-
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2020年(令和2年)
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12,690
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2021年(令和3年)
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13,443
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駅周辺
財界人や文化人などの豪壮な邸宅建築が多く、市内随一の高級住宅街である。美術館や洋菓子店も多い[3]。2008年には駅の南西に達していた市道弓場線が延伸され、ホーム西側の線路との立体交差が完了[10]。同時に従来の南口に加えて、北口にもロータリーが整備された。
なお、阪神本線の御影駅やJR神戸線・六甲ライナーの住吉駅とは約1.2キロメートルの距離がある(南へ徒歩約15分)[注 2]。
深田池公園
バス路線
神戸市バス19系統
神戸市バス(魚崎営業所)とみなと観光バスが乗り入れ、以下の路線を運行している。
- 神戸市バス[注 3]
- 阪急御影停留所 発着
- 阪急御影北口停留所 発着
- 19系統 甲南医療センター前・鴨子ヶ原2方面/阪神御影行き
- 39系統 甲南医療センター前・鴨子ヶ原2方面/JR住吉駅前経由 阪神御影行き
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■神戸本線
- ■特急・■通勤特急・■準特急
- 通過
- ■急行・■通勤急行・■普通
- 岡本駅 (HK-11) - 御影駅 (HK-12) - 六甲駅 (HK-13)
脚注
注釈
- ^ 北改札口はかつて定期券・カード専用で、現在よりも三宮寄りにあった。バリアフリー化工事の進展に合わせ、現在位置に移動している。
- ^ JR線と乗り換える場合は、東隣の岡本駅の方が(摂津本山駅との)距離が近く、かつ全ての営業列車が停車するため、利便性が高い。
- ^ 南北双方に停留所があり、南側(ローソン阪急御影駅前店向かい)が「阪急御影」、北側(ロータリー内)が「阪急御影北口」である。
- ^ 乗り場は、みなと銀行(阪急御影支店)の向かいに位置する。
出典
関連項目
外部リンク
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(大阪梅田 - 神戸三宮間:神戸本線、神戸三宮 - 新開地間:神戸高速線) |
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上筒井線(廃止) | |
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*打消線は廃駅 |