菊池渓谷(きくちけいこく)は、熊本県の菊池川上流、水源にある渓谷で、阿蘇市と菊池市に属する。避暑地、紅葉の名所として知られている。
一帯は阿蘇外輪山を取り囲むモミ、ツガ、ケヤキなど広葉樹の原生林に覆われている。「渓谷美の極致」と言われた状態で残っており、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区、菊池水源として名水100選に選定されている[1]。また、くまもと自然休養林菊池渓谷として森林浴の森百選や[2]、菊池渓谷自然休養林 として水源の森百選等に選定されている。
菊池温泉や阿蘇内牧温泉の開発に伴って、この渓谷も全国に知られるようになったが、レジャー開発をほとんど行っていないため、遊歩道(左岸は九州自然歩道)と売店・トイレがあるぐらいである。穏やかな流れで女性的な景観を擁するが、水難死亡事故は起きている。見所としては掛幕の滝、黎明の滝、紅葉ヶ瀬、竜ヶ淵、天狗滝、四十三万滝[3](日本の滝百選)、広河原などがある。なお、清掃協力金(強制ではない)を求められる。
菊池渓谷周辺に広がる森林で、菊池渓谷自然休養林として水源の森百選に選定されている[4]。
阿蘇山の外輪山の最高峰大観峰山麓に広がる「くまもと自然休養林」の広葉樹林の天然林と針葉樹林の植林帯が整備された森林である。下流21市町村にとって重要な水源林となっていて 「菊池川流域同盟」を結成し「河川を美しくする条例」を定めて、河川の監視と汚染防止、水源地域への多様な植林等の取り組みを行っている。
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