茶志内駅(ちゃしないえき)は、北海道美唄市茶志内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線の駅である。JR北海道の駅番号はA17。事務管理コードは▲130137[2]。
歴史
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語に由来し、有力な説としては「砦(チャシ)・川」を表す「チャシナイ(casi-nay)」と言われているが、周囲に砦があった伝説は無い[10]。
このほか、「柴木・川」を表す「チャㇱナイ(cas-nay)」とする説もある[10]。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線を有する地上駅。ホーム番号は駅舎側から順に4、3、2番線となっており、ホームの無い1番線は非電化の側線となっている。かつては島式ホーム2面4線の構造であったが、最も駅舎側の1線(5番線)が剥がされ、駅舎から4番ホームへは跨線橋無しで入る事が可能になった。
現在は無人駅であるが、貨物列車が発着していたため1997年まで駅員が配置されていた。
のりば
駅舎側より記載。
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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4・3
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■函館本線
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下り
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滝川・旭川方面
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2
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上り
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岩見沢・手稲方面
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ホームから駅舎を望む(2017年7月)
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待合室(2017年7月)
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昔の姿が残る改札口と集札口(2004年7月)
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
貨物取扱
現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。
かつて、駅の東側には新日本石油美唄油槽所があり、その荷役設備へ続く専用線もあった。この路線は石油輸送に使用されていたため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送列車が運行されていた。統廃合により油槽所が閉鎖されることになったため、2002年(平成14年)6月3日の到着、翌4日の貨車の返送を最後に専用線は廃止された。
利用状況
2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は16人である[11]。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1951年(昭和26年)
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732
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[12]
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:
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1960年(昭和35年)
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691
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[13]
|
:
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2009年(平成21年)
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24
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[14]
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2010年(平成22年)
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26
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2011年(平成23年)
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29
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2012年(平成24年)
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17
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[11]
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2013年(平成25年)
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19
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2014年(平成26年)
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16
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駅周辺
小さな集落がある。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- 美唄駅 (A16) - 茶志内駅 (A17) - 奈井江駅 (A18)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
茶志内駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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小樽 - 札幌 ■ | |
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札幌 - 旭川 ■ | |
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*打消線は廃駅・廃信号場 |