美深駅(びふかえき)は、北海道中川郡美深町開運町[JR北 1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW54。電報略号はヒカ。事務管理コードは▲121824[4][5]。特急「宗谷」「サロベツ」含む全列車が停車し、かつては美幸線が分岐した。
歴史
美深駅を中心に周囲約1km範囲を写した航空写真。1977年度撮影。上が稚内方面。国鉄型配線ホーム2面3線。駅舎横の稚内側に貨物ホームと引込み線、ホーム外側に多数の副本線がある。駅裏は広いストックヤードと、若松町から南町にかけて製材所が立ち並び、名寄側に引込み線がある。駅裏の製材所の殆どが今は無い。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
駅名の由来
開業時の所在地名(下名寄村字ピウカ[6])に漢字をあてたもの。1920年(大正10年)には自治体名となっている[9]。当初の読みは「ぴうか」であったが[6]、美深村(→美深町)発足後に現在の読みに改められている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。ホーム間の移動は跨線橋を使う。名寄駅が管理し、美深町が受託する簡易委託駅。窓口では道内在来線完結の乗車券・特急券・指定席券・定期券等を扱う[22]。
駅舎は「美深町交通ターミナル」と称し、美深町第3セクター運営の売店、美深町観光協会[23]や観光案内所などが入居する[9]。また、2階には「美幸線資料室[注釈 1]」が併設されている[12]。
屋上には廃止された美幸線を偲んで作られた「美幸の鐘」があり[12]、稚内行特急「宗谷」到着時および15時に鳴らされる。なお、「美幸の鐘」は、夜間は緑色にライトアップされる[12]。
のりば
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ホーム(2017年10月)
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跨線橋(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■宗谷本線
- ■普通
- 智恵文駅 (W51) - *智北駅 (W52) - **
南美深駅 (W53) - 美深駅 (W54) - **初野駅 (W55) - **紋穂内駅 (W56) - **恩根内駅 (W57) - (豊清水信号場) - *天塩川温泉駅 (W59) - 咲来駅 (W60)
- *:上り最終列車は智北駅・天塩川温泉駅を通過する。
- **:
打消線は廃駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 美幸線
- 美深駅 - 東美深駅
脚注
注釈
出典
JR北海道
新聞記事
参考文献
関連項目
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外部リンク