帽子岩(2011年9月)
網走港(あばしりこう)は、北海道網走市にある港湾。港湾管理者は網走市。港湾法上の「重要港湾」に指定されている。
概要
北海道北東部のオホーツク海に面しており、網走川の河口部に位置する河口港から発展した。網走市や北見市を中心とする北網地域の物流を支える港湾、沖合漁業や沿岸漁業の基地としての役割がある。また、旅客船や流氷観光船の発着場になっているなど[3]、観光振興の役割も担っている。「帽子岩ケーソンドック」は網走港修築工事の付帯施設として大型ケーソン製作のために建設したもので、1923年(大正12年)に竣工した[4]。天然の岩盤(安山岩)を掘削して壁面に利用した構造であり、現在でも使用している[4]。2006年(平成18年)には「土木学会選奨土木遺産」に認定された[4][5]。
港湾施設
港湾施設の詳細については外部リンクの「港湾施設の現況」参照[6]
大型けい船岸等
- 第1ふ頭
- 第2ふ頭
- 第3ふ頭
- 第4ふ頭
- 第5ふ頭
- 南防波堤
小型けい船岸等
- 網走川川筋物揚場
- 船入澗-2.0 m物揚場
- 船入澗-4.0 m物揚場
- 船入澗船揚場
- 第1船溜まり物揚場
- 事業用地物揚場
- 第1物揚場
- 第2物揚場
- 第3物揚場
- 新港船揚場
- 新港小型船だまり-3.5物揚場
- 新港小型船だまり-3.0物揚場
官公署
沿革
網走市中心部と網走港の空中写真(1977年(昭和52年)撮影の7枚を合成作成)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
脚注
参考資料
関連項目
外部リンク