稲垣 えみ子(いながき えみこ、1965年[1] - )は日本のジャーナリスト。朝日新聞大阪本社デスク・朝日新聞論説委員・編集委員を歴任して2016年1月に50歳で依願退職しフリージャーナリストになる[1][2]。
愛知県出身[1][2]。家電メーカーに勤める父の仕事の都合で小学校・中学校では転校を繰り返す[1]。
1987年一橋大学社会学部を卒業し、朝日新聞社入社[2]。高松支局・京都支局を経て、1991年から勤める朝日新聞大阪本社社会部時代に大阪府警察本部との懇親会でかつらをかぶったのを機にアフロヘアーにする[3]。大阪本社社会部デスク、週刊朝日編集部を経て、2013年から朝日新聞論説委員として社説を担当する。
福島第一原子力発電所事故を受けて始めた月1000円以下に電気代を抑えるほど徹底した節電生活を書いたコラムが話題となり、感銘を受けた古舘伊知郎キャスターからオファーを受け報道ステーションに出演[4]。
編集委員を経て、2016年1月に50歳を機に、死に向かい「手放すことを身に着けねばと」との思いから朝日新聞社を退社し、高級マンションから築50年のワンルームマンションに転居[1][5]。野菜を干すための最適な環境を手に入れる。2018年「もうレシピ本はいらない」が第5回料理レシピ本大賞 in Japan料理部門エッセイ賞を受賞する[6]。
※基幹局のみ記載