座標: 北緯43度03分47秒 東経141度21分20秒 / 北緯43.06306度 東経141.35556度 / 43.06306; 141.35556
朝日新聞北海道支社(あさひしんぶんほっかいどうししゃ)は北海道向けの朝日新聞を印刷・発行する朝日新聞東京本社の支社である。
北海道全域を対象エリアとしており、通常の総局ではなく「報道センター」が置かれている。
北海道内の朝日新聞は、道内での現地印刷当初から一貫して東京本社で制作された紙面を基とした内容(かつては東京からファクシミリ送信、現在はデータ送信)となっている。1面においても毎号の発行元や地方版紙面紹介の他、北海道関連の重大ニュース、高校野球や選挙の結果によっては北海道支社で独自に差し替えることがある。
なお夕刊も発行する「セット版」は道央の上川(おおむね旭川市とその郊外以南)、空知、石狩、後志、胆振各管内のみで、それ以外は朝刊のみの「統合版」である。夕刊では1面題字横に「北海道 Evening」と表記されている。
朝日新聞デジタルの紙面ビューアー(有料のフルプラン登録者向け)では、2022年5月から北海道支社版の配信が開始された。
2018年に移転した現社屋には、系列民放テレビ・北海道テレビ(HTB)も同年9月に豊平区平岸から低層棟へ移転している。
2008年3月から18年1月まで、朝日新聞社と十勝毎日新聞社(帯広市)との受託契約に基づき、十勝毎日の子会社である「かちまい印刷」が朝日の道東分の印刷していた[10]。契約満了後、その受託は、北海道新聞社のグループ企業である道新総合印刷帯広工場(音更町)が引き継いだ[10]。
2017年2月、朝日は道新と印刷受委託で基本合意し、翌年3月末から道新総合印刷本社工場(北広島市)で朝日朝刊の一部約7万部の印刷受託を開始するが[11][12][13][14]、23年春の道内向け朝日を印刷する日刊大曲工場(北海道日刊スポーツ印刷社)の閉鎖を控え、朝日は道東・道北・日高の一部エリア向けの新聞発行の形態を検討[15]。その結果、22年12月、道内に安定した基盤を持つ道新に包括委託することで基本合意した。これに則り、朝日は道東・道北・日高エリアの一部で、印刷・輸送、販売所からの代金回収などの業務を、道新とグループ会社である道新販売センターに委託。印刷と輸送は23年3月20日の朝刊から、その他の業務は4月1日から実施した。これによって印刷受託済みの他地域向けと合わせ、道内で発行する朝日の全量を道新総合印刷が印刷することになった[11]。
ラジオの周波数については局名の右に掲載されている。なお、2009年3月から4月ぐらいは周波数の掲載が省略されていたが読者からの不評を買っていた(北海道版と同じく東京版を現地印刷する名古屋版でも同様)。
※基幹局のみ記載
1ANNでは報道部門のみの参加。NNNフルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットしているため)。2NNN、FNN/FNSとのクロスネット局。ANNでは報道部門のみの参加。3加盟局が運営・出資する衛星放送(CSチャンネル)4旧EXは2014年に現EXに放送免許を譲渡。5旧ABCは2018年に現ABCに放送免許を譲渡。6一般番組供給部門のみの参加。7旧KBCは2023年に現KBCに放送免許を譲渡。8母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。