琴海駅(きんかいえき)は、かつて岡山県倉敷市大畠一丁目に存在した下津井電鉄下津井電鉄線の駅(廃駅)である。
概要
モータリゼーションの進行による乗客の減少、および瀬戸大橋線(本四備讃線)により下津井電鉄のバス部門の主力路線である岡山 - 児島の乗客が減少し、鉄道線の赤字補填が困難となったため、1991年(平成3年)1月1日に下津井電鉄線と共に廃止された。
駅跡からは児島競艇場を見下ろすことができる。
歴史
駅構造
1968年ごろまで
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、1・2番が島式ホーム、3番が単式ホームであった。1番のりばの線路の向こう側に木造駅舎があった[1]。
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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下津井電鉄線
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下り
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下津井方面
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2
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上り
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児島・茶屋町方面
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3
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-
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1988年まで
減便などにより交換設備と1番のりばのレールを撤去し[5]、旧2番のりばのみを使用していた。
1988年 - 廃止まで
瀬戸大橋開通に伴う観光路線への転換とそれによる利用者増加を見込み交換施設を復活させ、再び島式ホーム1面2線となった。駅舎は交換設備復活の際はまだ存在した[1]が、廃止前までに解体撤去された。
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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-
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下津井電鉄線
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下り
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下津井方面
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-
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上り
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児島方面
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廃止後
- 廃止区間(児島駅 - 下津井駅)は、歩行者と自転車専用道「風の道」として整備されている。
- 現在はプラットホームのみ現存する。また、琴海駅跡を記す駅名標をかたどった碑がある。
- 琴海駅付近は、JR瀬戸大橋線とほぼ並行する区間があり、現在も瀬戸大橋線から琴海駅跡と廃線跡を見ることができる。
ギャラリー
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琴海駅跡(2016年)
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下津井方面(2010年)
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琴海駅跡から望む児島競艇場
隣の駅
- 下津井電鉄
- 下津井電鉄線
- 鷲羽山駅 - 琴海駅 - 阿津駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
琴海駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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1991年1月1日廃止区間 | |
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1972年4月1日廃止区間 | |
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