玉名駅(たまなえき)は、熊本県玉名市中にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
全定期旅客列車が停車する。1日に数本始発・終着列車が設定されている。
玉名市の中心駅であるが、九州新幹線開通により広域輸送の役割は新玉名駅に移行したため、現在当駅を発着する優等列車は無く、現在では熊本県内第7位の乗降客数である。九州新幹線開通前は、当駅にも特急「リレーつばめ」と「有明」が停車していた。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。現駅舎は2代目で1960年(昭和35年)10月築である。
直営駅であるが駅長の配置はない。みどりの窓口が設置されている[2]。
2012年12月1日よりSUGOCAが利用可能となったが、自動改札機設置は行われず、現在はIC読取機のみ設置している。
かつては車扱貨物取扱も行っていたため、構内は比較的広い。1956年10月まで駅南側に存在した高瀬火力発電所への専用線をルーツに駅の近隣に九州電力玉名事業所、協同組合飼料、南側に九州プラスチック工業、電気化学工業玉名工場、天水町農協倉庫、西側に日本セメント玉名サービスステーションなど多数の専用線が存在していたが1984年2月ダイヤ改正までに大半が廃止された。末期は鹿児島本線と駅西側に並行する形で存在した日本セメント玉名サービスステーション(後に閉鎖)と東側(熊本側)から南側にスイッチバックする形で線路が伸びていた九州プラスチック工業の2つの専用線が原料や製品等の貨物輸送を行っていたが、これらも1986年3月ダイヤ改正で全てトラック輸送に切替えられて廃止された。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■鹿児島本線
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下り
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熊本・八代/肥後大津方面
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2
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折り返し・貨物待避・SL人吉はこのホームから発車。
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上り
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大牟田・久留米・博多方面
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3
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駅構内にある施設
- コッペパン専門店 こっぺりあ ダ・ラーハ(コッペパン)
九州新幹線開業前は、駅構内に「玉名駅旅行センター」・「駅レンタカー営業所」があったが、開業により新玉名駅に移転した。
利用状況
2016年以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[6]。
年度
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1日平均 乗車人員
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増加率
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2016年 |
2,770 |
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2017年 |
2,679 |
-3.3%
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2018年 |
2,632 |
-1.8%
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2019年 |
2,548 |
-3.3%
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2020年 |
1,971 |
-22.6%
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2021年
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2,065
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2022年
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2,085
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駅周辺
当駅は玉名市中心部に位置し、ビジネスホテルやオフィス、商店が点在する。また、駅前には産交バス玉名駅前バス乗り場があり、市内各方面や桜町BT方面等の路線が利用可能。玉名市内には多くの学校があるため、朝・夕の通学時間帯は多くの学生が当駅で乗降している。
商業
学校
公共・病院
観光
その他
バス路線
新玉名駅との連絡
産交バスのダイヤによっては当駅停車列車と新玉名駅停車列車との連絡が上手く行かず、その場合には玉名市運営の乗合タクシー「いだてんタクシー」で移動可能。玉名市役所に利用登録申請→利用登録証発行→乗車前に電話で予約の流れで、玉名市民以外でも利用可能[7]。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■鹿児島本線
- ■区間快速・■普通
- 大野下駅 - 玉名駅 - 肥後伊倉駅
脚注
関連項目
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玉名駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク