カリーノ玉名(かりーのたまな)は、熊本県玉名市にある複合商業施設である。
概要
1982年(昭和57年)2月に『玉名寿屋』(たまなことぶきや)として開業[9]。
2階建ての店舗に、約1,000台を収容可能な立体駐車場を併設している[4]。
玉名市内には福岡丸食を核店舗とする「十和ショッビングセンター」(店舗面積約4,639m2)という規模が約半分の店舗しかなかった[3]。
そのため、1999年(平成11年)2月期には、寿屋全体で第9位となる48億8,000万円の売上高を計上(「カリーノグループ#売上上位店舗」も参照のこと)した。
しかし、壽屋が2001年(平成13年)12月19日に熊本地方裁判所に民事再生法の適用を申請して事実上倒産し[10]、商品の調達が出来なくなったことから2002年(平成14年)1月31日をもって寿屋は全店舗を閉店した[11]。
その後、九州ジャスコ(現在のイオン九州)による「ジャスコ玉名店」として2002年(平成14年)5月25日に営業を再開した[5]が、宇土店と同時期の2011年(平成23年)2月20日に閉店[6]。他業態への転換がないジャスコの閉店としては最後となった。
施設の老朽化や競合店の増加により、宇土店と同様に売上高はピーク時から30%近く減少していたという[12]。
その後、県内の菊池市を拠点とする地場系のスーパー「ビッグミカエル玉名店」が入居し、2011年(平成23年)5月19日に開業した[8]。
しかし、国道208号を挟んだ向かいにゆめタウン玉名が2013年(平成25年)10月23日に開業し[13]、競合したことなどから、2014年(平成26年)3月31日に閉店[14]。
現在は、同年7月24日より出店しているディスカウントストアの「ダイレックス玉名中央店」が核テナントとなっている[15]。
主な店舗
交通アクセス
脚注
関連項目
外部リンク