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池上 誠一(いけうえ こういち、1967年6月12日 - )は、兵庫県神戸市西区[1]出身の元プロ野球選手(投手)。
現役時代の愛称は「フランケン」[2](ホラー映画に登場するフランケンシュタインの怪物のように長方形の面長で、ゴツゴツした風貌から)。
滝川高等学校から1985年のドラフト4位で近鉄バファローズから指名され入団。
1987年、米マイナー・ルーキーリーグのソルトレイクシティ・トラッパーズ(英語版)に野球留学した[1]。ここでは米・プロ野球チーム史上最長となる29連勝に貢献し、その様子を描いたドキュメンタリー映画「The Streak」が2024年に上映されている[3][4]。
近鉄では主にリリーフ投手として活躍し、ローテーションの谷間で先発することもあった。
1999年に近鉄時代のコーチだった権藤博が監督を務める横浜ベイスターズへ移籍したものの一軍登板はなく、同年限りで現役を引退。
引退後は2000年から2002年まで焼き鳥屋を経営[2]。2003年より大阪市内の専門学校でスポーツ医学を学び、理学療法士の資格を取得[2]。2007年から2009年にかけて淳良会関目病院リハビリテーション科にて勤務。2009年より大阪市東成区の森ノ宮医療学園附属みどりの風クリニック・リハビリテーション科にて勤務。またオリックス・バファローズが開催する出張形式の野球教室にコーチとして参加している。
2014年夏から正式に滝川第二高等学校の投手コーチに就任[2]。その後、大阪工業大学硬式野球部のコーチも務める[5]。2020年末をもって滝川第二高校の野球部投手コーチを退任した。
明るい性格で、近鉄では「テカテカ投法(ピッカリ投法)」で有名になった佐野重樹とともにムードメーカーとして活躍し、佐野とも仲が良かった。