椎葉村十根川(しいばそんとねがわ)は、宮崎県東臼杵郡椎葉村にある重要伝統的建造物群保存地区。椎葉村下福良の一部、約39.9haの範囲である。
概要
椎葉村十根川は、宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良にある十根川集落と大久保集落と周辺の山林を含む山村集落であり、周囲を山林に囲まれた谷間の南斜面に形成されている[1]。
住居形態は椎葉型と呼ばれており、独特の建築様式の民家と馬屋や蔵が一列平面形式で配置されている。斜面に築かれているため、屋敷地は石垣で造成されており、各所に石段が用いられている[1]。重なり合う石垣と萱が、緑豊かな山林と調和し独特の景観を形成している[2]。この石垣は、集落全域に分布しており高さ4m、長さ40mを越えるものもある[1]。
1998年12月25日に、重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
重要伝統的建造物群保存地区データ
地区名称:椎葉村十根川
種別:山村集落
選定年月日:1998年12月25日
選定基準:(3)伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているもの
面積:39.9ha
主な建造物・施設
アクセス
周辺情報
脚注
関連項目
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