東員町(とういんちょう)は、三重県員弁郡に属している町。1967年(昭和42年)4月に町制を施行した[2]。2003年(平成15年)には員弁郡の他の4町が合併していなべ市となり、東員町は員弁郡に属する唯一の町となった。
地理
町の中央を員弁川が東流し、北部にゆくにつれ標高100m前後のゆるやかな丘陵を形成している。東は桑名市、西はいなべ市、南は四日市市、北は丘陵を経て桑名市多度町に隣接し、東西5km、南北7.3km、総面積22.68km2の行政区域を有する都市近郊農村である。名古屋市への通勤圏に含まれ(名古屋都市圏)、共働きの核家族世帯が多い[3]。
隣接している自治体
歴史
人口
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東員町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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東員町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 東員町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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東員町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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9,562人
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1975年(昭和50年)
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10,770人
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1980年(昭和55年)
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15,538人
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1985年(昭和60年)
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18,949人
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1990年(平成2年)
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25,447人
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1995年(平成7年)
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26,235人
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2000年(平成12年)
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26,305人
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2005年(平成17年)
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25,897人
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2010年(平成22年)
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25,661人
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2015年(平成27年)
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25,344人
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2020年(令和2年)
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25,784人
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総務省統計局 国勢調査より
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行政
※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第3区」[4]、三重県議会議員選挙の選挙区は「いなべ市・員弁郡選挙区」(定数:2)[5]となっている。
経済
産業
本社を置く企業
- 株式会社イズミ(グレーチングの製造)
- シグマー技研(減速機などの製造)
- 有限会社サトー工業(家屋解体・産業廃棄物中間処理)
- 三重重工業株式会社(グレーチング、水門扉他の製造)
工場を置く企業
日本郵政グループ
(2012年12月現在)
- 日本郵便株式会社
- 東員郵便局(大木) - 集配局。ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局。
- 東員笹尾郵便局(笹尾東)
- 東員六把野(ろっぱの)郵便局(六把野新田)
- 東員笹尾西簡易郵便局(笹尾西)
- 東員穴太(あのう)簡易郵便局(穴太)
- 東員鳥取簡易郵便局(鳥取)
- 東員南大社(みなみおおやしろ)簡易郵便局(南大社)
- 中上(なかがみ)簡易郵便局(中上)
※東員町内の郵便番号は「511-02xx」(いなべ市の旧員弁郡員弁町域・旧員弁郡大安町域と同じ/東員郵便局の集配担当)となっている。
商業
- 主な商業施設
姉妹都市・提携都市
- 宮川村(三重県多気郡)現、大台町
- 1997年(平成9年)友好親善提携[6]。宮川村出身の東員町在住者による仲介により1992年(平成4年)頃から議員や住民同士の交流を開始し、提携まで漕ぎ着けた[6]。
教育
東員町では胎児から義務教育終了までの「16年一貫教育」を掲げ、地域と家庭の一体化した教育、中学卒業までを見据えた教育を推進している[3]。
中学校
小学校
交通
鉄道
バス
高速バス
一般路線バス
道路
- 高速道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 一般県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光・レジャー
祭事・催事
- 大社祭・春の大祭(上げ馬神事・流鏑馬):4月第一土曜日と翌日(例外有 - 猪名部神社)
- 六把野獅子舞
- 東員町まちづくりふれあいフェスティバル:7月下旬(~2004年:陸上競技場多目的グラウンド 2005年~2007年:中部公園 2008年〜:陸上競技場多目的グラウンド ただし、2009年は新型インフルエンザの影響で中止、2010年以降は開催されていない)
- 町音楽祭:2月中旬(東員町総合文化センターひばりホール)
- スプリングウインドコンサート(東員第一中学校・第二中学校吹奏楽部合同定期演奏会):4月中旬または下旬(東員町総合文化センターひばりホール)
- 東員「日本の第九」演奏会:12月23日(東員町総合文化センターひばりホール)
- 石取祭(六把野・穴太・山田・瀬古泉・鳥取・大木・八幡・南大社地区):7~8月
スポーツ施設
名産・特産品
著名な出身者
政治家・経済人
芸能・文化人
スポーツ選手
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
東員町に関連するカテゴリがあります。
外部リンク