東和田(ひがしわだ)は、長野県長野市の市街地東部郊外にある地区(大字)。郵便番号は381-0038。
全域が長野市役所古牧支所の管内である。
概要
地区の南西から東にかけて国道18号が走り、中央部には国道406号(平林街道)が東西に横断する。地区南東部には長野県道375号大豆島東和田線、北東部には都市計画道路東豊線が南北に縦断しており、これら4本の道路が地区中央部で交わる自動車交通の要衝である。周囲は以下の大字・町丁と接する。
周辺地区同様に、古くは農村であったが長野市街地までバス・車で10分程度という立地により戦後急速に宅地化が進んだ。ただし、区画整理はあまり進んでいない。
国道18号沿いには自動車・物流関連の事業所が軒を連ねる。地区東部にある長野東郵便局は長野電鉄長野バス営業所(現 長電バス)の移転跡地に建てられたもので、県内の郵便集配の拠点である。長野東郵便局の北側には長野運動公園の敷地が広がり、大字東和田の範囲には野球場・陸上競技場・テニスコートなどがある。なお、長野運動公園の敷地は大字東和田・吉田五丁目・大字石渡にまたがっており、管理事務所の住所は吉田五丁目であるが、「東和田運動公園」と通称される。
地区内の人口及び世帯数は、1,248世帯 2,757人(令和5年3月1日現在)[1]。
沿革
大字東和田の範囲は、概ね1889年(明治22年)以前の上水内郡東和田村の範囲に相当する。
- 旧東和田村〜古牧村の歴史
- 長野市東和田の歴史
交通
路線バス
平林街道を走る、長電バスの以下の路線系統が利用できる。
施設
- 地区北部(運動公園方面)
- 地区中央部(平林街道方面)
- 地区南部(国道18号方面)
脚注
- ^ 長野市. “長野市町別人口及び世帯数”. 長野市. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 『長野市誌 第8巻』東京法令出版、1997年10月16日、237頁。