新守谷駅(しんもりやえき)は、茨城県守谷市御所ケ丘一丁目にある関東鉄道常総線の駅である。関東の駅百選認定駅。
当駅は守谷市の北部に位置する。駅のすぐ北および東につくばみらい市との市境がある。四季の里公園の最寄り駅であり[2]、同公園では6月に「もりやアヤメ祭り」が開催される。近隣には、常磐自動車道谷和原ICや、開智望小学校・中等教育学校、守谷テラス、つくばエクスプレス総合基地がある。
単式・島式ホーム2面3線を有する地上駅(橋上駅)。
3番線(上り副本線)は、2005年まで平日朝ラッシュ時に設定されていた取手方面への折り返し列車が使用していた。その後は長らく臨時用となっていたが、2024年(令和6年)3月16日のダイヤ改正で当駅 - 守谷駅間の区間列車が設定されたのに伴い、再び定期ダイヤでの使用が再開された[6]。
事務室に駅管理表示器があり、列車の入線状況等を把握することができる。また、3番線へのポイント切り替えもこれを使用する。
1991年(平成3年)1月29日[7]から2004年(平成16年)9月29日までは、駅舎の3階に新守谷ステーションライブラリー(守谷市運営)が設置されていた。
2020年5月、1992年6月に発生した取手駅脱線事故の概要や原因、対策を写真付きのパネル展示した社員教育施設「誓いの場」を同駅内に設置した[8]。
2024年7月、本社移転に伴い、鉄道部が同駅内に移転している[9]。
かつては常総線で3番目に利用客の多い駅であった。2005年のつくばエクスプレス開業に伴い、守谷市内のバス路線の中心拠点が守谷駅に移ったため、同年以降は大幅に減少した。その後、近隣に開智望小学校・中等教育学校が開校して以降は通学利用が増加している。
乗降人員は下表のとおりである[11][12]。
西側ロータリー前は国道294号がある。常総ニュータウン北守谷の各地区へは駅の階段を降りずにペデストリアンデッキを経由して行くことができる。一方、東側(つくばみらい市)には出口はなく、小さな森が広がっていたが、2015年に開智望小学校が開校し、守谷市は東西を結ぶ自由通路整備工事を行い、2019年に連絡橋が完成した。
一般路線バスのうち、守谷駅西口行きの始発点となっている。また、ペデストリアンデッキから伸びる駅前歩道橋を渡った先にある「新守谷駅入口」バス停を、「急行北守谷シャトル」(一般路線バス)が経由する。