寺原駅(てらはらえき)は、茨城県取手市駒場一丁目にある、関東鉄道常総線の駅である。
概要
取手市役所の最寄り駅である。
歴史
年表
駅名の由来
旧村名の寺原村(1955年取手町に編入)から。なお、寺原と言う地名は1889年(明治22年)4月1日に北相馬郡寺田村と桑原村の合併に伴い命名された合成地名である[7]。
駅構造
ホーム(2008年4月)
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、以前は直営駅であったが、現在は無人化されている[8]。下館寄りに構内踏切がある。
2003年(平成15年)末に駅施設の改築工事が終了し、同時に自動改札機2台が導入された。2005年(平成17年)にはホームの段差縮小工事が実施され、新たに車椅子対応のスロープが設置された。また、ホームの半分は嵩上げが行われている。
のりば
当駅における運行形態
- 上り(取手方面)
- 日中は概ね1時間に3本の普通列車(取手行)が停車する[9]。
- 下り(守谷・小絹・水海道・下妻・下館方面)
- 日中は概ね1時間に3本の普通列車(水海道行、下館行)が停車する。一部列車は、下館行の列車でも水海道駅で乗り換えが必要な列車も設定されてい[注釈 1]、一部時間帯には守谷行と夜間には下妻行の列車も設定されている[9]。
利用状況
乗車人員は下表のとおりである。
年度
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1日平均 乗車人員
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1日平均 乗降人員
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備考
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2002年(平成14年)
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[* 1]1,172
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2003年(平成15年)
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[* 2]1,102
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2004年(平成16年)
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[* 3]1,066
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[注釈 2]
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2005年(平成17年)
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[* 4]1,070
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2006年(平成18年)
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[* 5]1,050
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2007年(平成19年)
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[* 6]1,028
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2008年(平成20年)
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[* 7]2,139
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2009年(平成21年)
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1,012
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[* 8]2,082
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2010年(平成22年)
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948
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[* 9]1,949
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2011年(平成23年)
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938
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[* 10]1,925
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2012年(平成24年)
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942
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[* 11]1,932
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2013年(平成25年)
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948
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[* 12]1,944
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2014年(平成26年)
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950
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[* 13]1,890
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2015年(平成27年)
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940
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[* 14]1,924
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2016年(平成28年)
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957
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[* 15]1,963
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2017年(平成29年)
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904
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[* 16]1,857
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2018年(平成30年)
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953
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[* 17]1,942
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2019年(令和元年)
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[* 18]2,018
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公式HPは、1,960人[10][注釈 3]。
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2020年(令和02年)
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[* 19]1,484
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2021年(令和03年)
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2022年(令和04年)
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1,672
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[11]
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駅周辺
バス専用踏切
- 駅前広場は関東鉄道バス待機場構内と連続しており、駅の利用者はバス操車場の中を突っ切る形になる。なお、待機場内にバス停はない。
- 操車場から隣接する県道への取付道路が狭いため、操車場から出るバスは、バス専用踏切をクランク状に渡ってから県道130号線へ出る。
- このバス専用踏切は、県道の踏切の隣に並ぶようにして設置されているのが特徴的で、遮断機も、列車接近時に閉まる長い腕折れ式の遮断機とともに、バスが通過するときだけ開く赤白縞の遮断機も追加設置されて、二重の遮断機が別個に動作する構造になっている。踏切のある場所やその動作の仕方等が、他ではあまり見られない風変わりな踏切となっている[12]。
周辺の施設
バス路線
駅前に路線バスは乗り入れていないが、近隣を関東鉄道および取手市コミュニティバスの路線が通過しており、踏切の南にある「取手市役所入口」バス停、北にある「寺原」バス停および、コミュニティバスのみ駅の北側にある「寺原駅入口」バス停を経由している。
寺原駅入口バス停
取手市役所入口バス停
乗場 |
系統 |
主要経由地 |
行先 |
運行会社 |
備考
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谷井田・けやき通り中央 |
守谷駅東口 |
関東鉄道 |
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谷井田・伊奈中央・みらい平駅 |
谷田部車庫 |
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谷井田・伊奈中央・筑波ゴルフ場 |
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[4]北部ルート |
(さくら荘)・藤代スポーツセンター前・藤代駅北口・取手駅東口 |
取手市役所 |
取手市コミュニティバス(ことバス) |
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JAとりで総合医療センター・取手駅東口・藤代駅北口 |
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白山八丁目 |
取手駅西口 |
関東鉄道 |
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[4]北部ルート |
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取手市役所 |
取手市コミュニティバス(ことバス) |
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- その他、取手市役所に取手コミュニティーバスの [1]中央循環東ルート、[2]中央循環西ルート が乗り入れる。
隣の駅
- 関東鉄道
- ■常総線
- ■快速・■普通
- 西取手駅 - 寺原駅 - 新取手駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 水海道駅で同一ホーム対面乗り換えとなる。列車の行先案内には、水海道乗り換え下館行と案内されている。
- ^ 「統計とりで」に1日の平均乗車人員のデータが掲載されているが、この年の資料内で記載の数字の整合が取れないため、ここでは乗車人員を日数で除して算定している。
- ^ 関東鉄道公式HPによると、1,960人であるが、ここでは出典を統一する意図から、「統計とりで」のデータを正としている。
出典
- 統計とりで
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
寺原駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク