山咲 トオル(やまざき とおる、1969年8月23日 - )は、日本のホラー漫画家、タレントである。本名、中沢 惣八郎(なかざわ そうはちろう)[1]。
東京都港区生まれで沖縄県育ち。太田プロダクション所属。漫画家としての代表作は「戦慄!!タコ少女」。血液型はAB型。
1986年にアイドルデビューした中沢初絵は実姉。第7代横綱稲妻雷五郎の子孫(玄孫)である[2]。
生まれは東京都港区であるが[3]、7歳の時に沖縄県に移り住んだ[4]。沖縄県立浦添工業高等学校デザイン科第3期生で、在校当時から人気があり[5]、「そうはち」の愛称で全学年に知れ渡っていた。
当初はアイドル志望であり、カラオケのイメージビデオ等にも出演したり、大規模なオーディションにも参加したが挫折する[3][5]。1994年、ホラー漫画月刊誌『恐怖の館DX』(リイド社)に「うろこ地獄」を持ち込み、漫画家デビュー[3][5]。その他の作品も主にホラー漫画である。
1997年に声優のくまいもとことのラジオ番組「青春!!タコ少女」を始め、番組の企画で1999年に歌手デビュー。2001年に事務所にスカウトされ[6]、本格的に芸能人としての活動を開始すると、バラエティ番組への出演が増えて最盛期の年間テレビ出演本数は255本、最高月収1200万円、最高貯金額6500万円に至った[7][8]。
ラジオ番組時代からオネエ言葉を使っており、2004年頃から「オネエ」を自称[要出典]してキャラクターを確立していったが、山咲自身は「オネエ=毒舌」というイメージには違和感があり、それが原因となって一時休業に繋がったと述懐している[5]。なお、かつては恋愛対象は「女性」と発言していたが、これは番組スタッフからの指示があったためであり、実際は同性愛者である[5]。
2013年には、自身が好きなスターを描いた個展を開いた[9]。