大江 博(おおえ ひろし、1955年〈昭和30年〉7月16日 - )は、日本の外交官。2017年から経済協力開発機構代表部大使。2019年から駐伊大使。2022年10月、依願免職。
大阪府出身。大阪教育大学附属高校池田校舎卒業。東京大学文科2類に合格。東京大学経済学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格する。
外交官、研究者、教育者のかたわら、ピアノ演奏家としての一面も持つ[7]。高校3年生の時、多くの著名なピアニストを育てた井口愛子のレッスンを受け、プロのコンサートピアニストになることを断念した。
外交官時代にも場を和ませるため夕食会などで演奏していた[7]。
2005年、東大教授に就任したことをきっかけにピアノを本格的に再開。故小森谷泉、横山幸雄、長谷正一、三谷温らに師事し、2011年1月に開催された第12回ショパン国際ピアノコンクール・イン・アジアではアマチュア部門ソロ部門で金賞、同コンチェルト部門で金賞をそれぞれ受賞し、2014年には、第14回同コンクールの一般コンチェルト部門でファイナリストになる。経済協力開発機構大使、イタリア大使時代には、レナ・シェレシェフスカヤ、ジャン=マルク・ルイサダ、ブロニスワヴァ・カヴァラ、ウィリアム・グラント・ナボレといった、世界的な指導者のレッスンを受け、世界の3大アマチュアピアノコンクールである、パリのグランドアマチュア国際ピアノコンクールで第5位[8]、ワルシャワのアマチュアピアニストの為の国際ピアノコンクールで特別賞を受賞した。東大での国際関係の講演後にコンサートをたびたび開いた他、東日本大震災でもチャリティーコンサートを開催した。
( )は現在の役職
この項目は、外交官に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ政治)。