大戸瀬駅(おおどせえき)は、青森県西津軽郡深浦町大字田野沢字汐千浜(しおほしはま)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である[2]。
単式ホーム1面1線を有する地上駅である[2]。元は相対式ホーム2面2線で、かつてのホームが草に埋もれて残っている[2]。
東北新幹線の新青森駅開業などに合わせて、老朽化していた駅舎の建て替えが実施された。木造平屋建て延べ床面積9.9平方メートルで、漁師の番小屋をモチーフとしている。駅舎の壁には、北金ヶ沢にある「日本一のイチョウ」をイメージしてイチョウの葉が描かれている[8]。
弘前統括センター(五所川原駅)管理の無人駅である[2]。2002年(平成14年)までは簡易委託駅であり、旧駅舎には窓口跡が残っていた。北金ケ沢駅が直営駅だったころは同駅が管理駅だった。
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2002年度(平成14年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅名について、「大戸瀬」は旧大戸瀬村に由来するが、その中心地は北金ケ沢駅周辺になる。住所の「田野沢」をはじめとする駅名の候補があったが、最終的に「大戸瀬」に落ち着いた。