大塚 晴弘(おおつか はるひろ、1975年4月11日 - )は、神奈川県綾瀬市出身[1] のサッカー審判員。元FIFA(国際サッカー連盟)国際副審、元プロフェッショナルレフェリー。
綾瀬市立城山中学校、神奈川県立ひばりが丘高等学校を経て日本体育大学体育学部体育学科卒業[1]。在学中に2級審判員の資格を取得する。卒業後、海上自衛隊勤務の傍ら1級審判員資格を取得し、2007年から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の審判員(副審)を務める[1]。自衛隊勤務時は全国自衛隊サッカー大会の審判にも携わっていたという[2]。
2009年からは日本サッカー協会からの推薦で国際審判員(副審)に登録され、2010年5月24日には家本政明・名木利幸と共にイングランド代表対メキシコ代表の国際親善試合の審判団として派遣されている[3]。2012年からはプロフェッショナルレフェリーとして契約を結ぶ(副審として3人目)[1][4]。
2016年1月26日にカタールで行われたAFC U-23選手権2016の準々決勝・韓国対ヨルダンの試合で、ヨルダンの選手のゴールをオフサイドと判定(誤審)し、結果ヨルダンが0-1で敗れる結果となって批判を浴びる。これが原因で心身に不調を来す結果となり、2016年シーズンの途中で審判活動を一時休止。同年限りでプロフェッショナルレフェリー契約と国際審判員の登録が満了となった[5]。
翌年、J3担当として現場復帰。同年、元女子1級審判員の樽本好美(NPO法人スポーツクラブエストレラ理事長樽本直記の三女)と結婚、兵庫県姫路市大津区で夫婦でカフェを営みつつ、特技である似顔絵作家としての活動と平行しながら、週末はJリーグ審判員としての活動を続けるという日々を送っている[6][7]。