『君と僕。』(きみとぼく)は、堀田きいちによる日本の漫画作品。2003年に『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)での掲載を開始[6]、2004年から『ガンガンパワード』(同)で連載[6]。2009年からは『月刊Gファンタジー』(同)に移籍して連載[7]。休載後、2022年2月号より同年4月号まで連載された[8][3]。同誌同年5月号より7月号まで、『君と僕。番外編』が連載された[9][10]。2019年4月時点でコミックス累計発行部数は380万部を突破している[11]。
開始当初は4コマ漫画やショートギャグ漫画で、主要登場人物も高校生の「あきら」と「こういち」であったが、連載開始後はあきらとこういちが職場体験に訪れた幼稚園の園児であった4人が高校生に成長した姿が主に描かれている。
2011年にはテレビアニメ第1期が放送され[12]、翌2012年には第2期が放送された[13]。
小学校からの幼馴染コンビ・あきらと東晃一(こーちゃん)が穂稀高校の学生だったころ、職場体験(保父さん)として陽だまり幼稚園へ行く。その時に出会った4人組が双子の浅羽兄弟と塚原要・松岡春だった。この4人の園児たちが揃って穂稀高校に進学し、双子の弟が帰宅部のまま高校2年へ進級したのだった。高校生編では4人とその仲間の脱力した日々を描く。
初期作品は、あきらと晃一の高校生時代を描くあきらとこーちゃん編と、4人組の幼稚園児時代を描いた陽だまり幼稚園編として単行本に収録[14]。
『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)2003年2月号に4コマ漫画が掲載。ガンガンでは「あきらとこーちゃん」編と「陽だまり幼稚園」編が掲載され[14]、2004年に『ガンガンパワード』に移籍[7]。2008年『フレッシュガンガン』(Scene 19 のスピンオフ)と『ガンガンONLINE』 (Scene 27)に初登場した。その後、『パワード』が2009年4月号で休刊[15][7]。同年4月に『ガンガンONLINE』に再登場した後、『月刊Gファンタジー』2009年6月号で連載を再開した[7]。2015年11月号から長期休載していたが、2019年1月号より連載再開[16]。2019年3月からの休載を経て、2022年2月号より同年4月号まで連載再開された[8][3]。その後、同誌にて『君と僕。番外編』が同年5月号より7月号まで連載された[9][10]。
※声優はドラマCD版 / テレビアニメ版の順。特に記載の無い場合はテレビアニメ版とする。
「同じ高校に通う男子高校生5人の日常」をコメディタッチで描いている[17]。コミックナタリー記者の大湊京香によると、高校生ならではの空気感、恋愛、教師との会話が感情とともに繊細に描かれ、「青春とはこれ」と感じさせられる作品である[17]。
『月刊少年ガンガン』2003年2月号の読者参加型マンガ賞「2Pギャグ頂上決戦GGグランプリ」にて、読者からの支持を得て、本作が優勝を果たす[14](コミックス未収録[14])。それがきっかけとなり同誌で読み切りを掲載し、『ガンガンパワード』での連載が決定となる[14]。連載化に当たり、話の広げやすさやどういう話を描きたいかなどを、作者の堀田と担当編集者の間で話し合われている[14]。タイトルの「。」は、モーニング娘。が流行していたことからつけられている[18]。
本作の執筆に当たり、学校へ取材が行われている[14]。プライバシー保護の観点から取材拒否されることもあるといい、その点で担当編集者は苦労しているという[14]。修学旅行編の制作にも、実際に1泊2日の取材旅行を行い、執筆されている[14]。
2011年10月から12月まで、テレビ東京ほかにて第1期が放送、2012年4月から6月まで第2期『君と僕。2』(きみとぼく に)が放送された[1][43]。
2011年、テレビアニメの放送を記念して、東京都池袋の男装カフェ「80+1」にてコラボカフェを開催[44]。
同年10月1日から本作のテレビアニメ化を記念したイベント「『君と僕。』アニメ化記念ミュージアム」をアニメイト池袋本店にて開催[45]。原画やアニメ設定資料の展示などが行われた[45]。
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