印通寺港(いんどうじこう, Indoji Port)は、長崎県壱岐市石田町印通寺浦にある地方港湾。港湾管理者は長崎県である。「いんつうじ」と呼ぶ島民もいる。壱岐島の海の表玄関の一つである。壱岐島の一番南になり、九州本土に一番近い。また、国道382号の壱岐島内の終点となっており、本港からは海上国道区間となる。
壱岐島の南東部にある。港の入り口にある妻ヶ島が防波堤の役割を果たす自然の良港として古くから利用されてきた。 奈良時代には遣唐使船の寄港地となっていた。また、時代が下り室町時代には倭寇の根拠地の一つでもあった。江戸時代に壱岐が平戸藩領になると、平戸等の島外との連絡や年貢の積出等の玄関口として栄え、捕鯨基地としても重要な地位を占めた。
2015年度の発着数は5,168隻(1,631,817総トン)[1]、利用客数は150,713人(乗込人員74,164人、上陸人員76,549人)である[2]。
この項目は、日本の地理に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:日本の地理)。