南外堀町(みなみそとぼりちょう)は、愛知県名古屋市中区・東区の地名。1丁目から13丁目まであった。現在の中区本丸・二の丸・三の丸・丸の内、東区泉・丸の内の一部に相当する。
地理
名古屋市中区の北端部に位置していた。江戸時代は本町筋付近に評定所・西角に町奉行所・七間町筋付近に寺社奉行・呉服町筋付近に勘定奉行と、郭外に藩行政の中心が存在し、第二次世界大戦後は郭内に県庁・市庁舎を中心とした行政の中心が存在している。
歴史
地名の由来
名古屋城の外堀の南側に位置することに由来するが、町域は外堀の北側も含んでいた。また、南片端(もしくは単に片端)は外堀の南側のみに武家屋敷が並んでいたことに由来する。
沿革
施設
750 m
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋国技館
2
八重垣劇場
3
税務講習所
4
名古屋市役所
5
愛知県庁
6
名古屋城
7
西区役所
- 1966年(昭和41年)7月16日に中日高速オフセット印刷の本社工場となった。
1丁目
- 南外堀町1丁目1番地[WEB 1]。1913年(大正2年)6月12日、新庁舎に移転。1945年(昭和20年)5月14日の名古屋大空襲により焼失した[WEB 1]。
3丁目
- 南外堀町3丁目1-1。1914年(大正3年)3月に開館した。総面積は1670平方メートルの正16角形の建物であったという。収容人数は6500人で、相撲興行のほか、講演会やサーカスなどの催しも行われたというが、経営難のために1923年(大正12年)には取り壊されてしまったという。名古屋市立名城小学校の位置にあたる[WEB 2]。
6丁目
- 南外堀町6丁目1番地の34[WEB 3]。1938年(昭和13年)4月11日、新築移転[WEB 3]。
- 南外堀町6丁目1-37および1-38[WEB 4]。1933年(昭和8年)8月28日、新築移転[WEB 4]。
-
愛知県庁(2014年撮影)
-
名古屋市役所(2011年撮影)
-
八重垣劇場(1930年撮影)
脚注
WEB
書籍
参考文献
関連項目
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註 |
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旧町名 |
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註 |
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