↑薬園台駅
↓新津田沼駅
前原駅(まえばらえき)は、千葉県船橋市前原西七丁目[注釈 1]にある、京成電鉄松戸線の駅である。駅番号はKS67。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。ホームは車椅子乗車指定位置(最後尾)付近のみ嵩上げされている。またトイレは(1番線)下りホームのみに設置されており、新京成の駅で唯一男女兼用で多目的トイレの設置がなかったが、2020年3月25日から男女別になり、多目的トイレが使用開始された。なお工事期間中は上り改札口付近に仮設トイレが設置されていた。両ホームは跨線橋で結ばれている。
夜間・早朝は駅員無配置で遠隔システムによって管理されている(新津田沼駅管理)。改札口付近に「券面書画台」という接写カメラのついたインターホンがあり、乗り越し精算や旅客と係員の通話に使用されている。その他、通常のインターホンもホームなどに設置されている。自動精算機も設置されている。構内のほぼ全域に監視カメラが設置されている。
駅脇の踏切は自動車がようやくすれ違えるほど道幅が狭く、歩道も無いことから危険視されていたが、2006年(平成18年)2月に拡幅工事が終了し、歩道付きで車道も余裕のある広さの踏切が新たに設置された。さらに2007年(平成19年)3月には国道296号側に新たに津田沼方面口が設置された。津田沼方面口には窓口は存在しない。
2023年度の一日平均乗降人員は9,983人である[京成 1]。近年の推移は下表の通り。
津田沼方面口側には江戸時代後半、成田詣ででにぎわった成田街道(国道296号)が走り、往時の面影を残す旧家も点在する[5]。