30代後半にもなって公務員(郷土資料館の学芸員)を辞めて大学院の博士課程にもぐりこんでいる貧乏学生。研究対象は死体に来るハエの群集生態学。子供のころからの持病の線維筋痛症が悪化して闘病中のため、痛みで抑うつ状態になっているときはメッセージへの返事をうまく返せないことがあります。無視しているわけではなく、却って誠心誠意返事をしたいと思っているケースで精神力が続かずに返事を仕切らずにずるずる引き延ばしてしまっている場合が多いので、ご理解いただければ幸いと存じます。
関心の中心は生物学と歴史学。
生物学は生物の多様性と生態学に特に興味があります。好きな分類群は昆虫、菌類、原生生物。
歴史学は日本史・世界史にこだわらず、各地域、各時代で人間集団の絆がいかなる原理で編成されていかなる動態を示したかに強い関心を持っています。
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歴史分野
ウィキペディアの記事の現状と執筆への指針
- 情報が構造化されていない記事が多い。
- 「曖昧回避」の記事では単に異義語として横並びになっているだけで、それぞれの語が偶然同一表記になっているのか、それともなんらかの関係があるのかが記述されていない記事が多い。相互に関係性がある場合には、何か原義があって転用によって用例が拡大したのか、元は区別されていなかったのが後世意味や用例が細分化されたのか、きっちり記述する方向に持っていく。
- 歴史分野では古い学説に基づく記事が多い。
- 中世史では依然として網野善彦以降の荘園公領制論に基づく記述が少なく、古い荘園制論による記述が多い。なるべく新しい論文を読み込んで書き直していく。
- 荘園公領制を生み出す元となった平安時代の地方政治に関して、依然として朝廷が地方統治に関心を失ったかのごとき議論が多い。実態は受領に大幅な権限を授けて彼等を媒体にして行政的にも軍事的にも地方統治は放棄していなかったことが近年の研究では明らかになっている。朝廷の地方統治放棄から地方の無法化、さらには武士の発生という古典学説に基づく記述に修正をかける。それにはやはり、荘園をめぐる最新の研究を読み込まなければなるまい。
- 同様にコピーレフトで多くの参加者により洗練されたLinuxと比べると、ウィキペディアには大きなハンデがある。Linuxのようなソフトウエア開発はアイディア先行でよいが、ウィキペディアのような百科事典は、アイディアよりも膨大な先人の成果の集積が必要である。こうした先人の成果の多くは一般の啓蒙書籍にはほんの一部しか集積されておらず、高価な専門書に当たる必要が出てくる。また、専門書という単行本の形態にまとめられている知識も実は氷山の一角であり、重要な情報、しかも最新の研究成果は学術雑誌に掲載された学術論文を当たらなければならない。
- さらにこの問題を解決するためには、日本独自の問題もからんでくる。専門書や学術論文の多くは英語などの外国語で記述されており、日本人にとって敷居が高いものが多い。しかも日本は欧米と比べると、図書館と司書のサービスレベルが低く、限られた専門家以外はアクセスも困難である。
- そうすると、日本語版ウィキペディアを充実させる手段として、専門家、あるいは専門家に準じるアマチュア研究家の参加が不可欠となる。しかし、それとは逆に素人の参加もまたウィキペディアを充実させるためには不可欠と考える。専門家にとって当たり前と受け取られがちで見過ごされているもので、非専門家にとって気になる問題もあるからである。
参考文献表記について
ここ数年(東日本大震災ぐらいから)、持病の脊椎関節炎が悪化の一途をたどって一度は起業した個人事業も凍結、近親の介助もなく独り暮らしで寝たきりに近い状態にあります。最近いくつか出版に向けての執筆活動などをスタートさせてはいるのですが、そのような状況もあってネットコミュニティ上での濃密なコミュニケーションは取りがたい状態にある事をご了承下さい。その上で申し上げておきたいのですが、最近のWikipediaの状況を顧みて、どうもinline citationに非ずんばcitationに非ずという方向に向かっているのは一寸大きな落とし穴が潜んでいるのではないかと憂慮しております。
理由を申し上げますと、専門家による教科書的な総説、百科事典類執筆される事がinline citation方式べったりで執筆される事は滅多になく、執筆者の学説、フィロソフィを全面的に押し出す意図をもったジャーナル原著論文、専門書類がどちらかというとinline citation方式べったりで執筆される方向性にある(或いはそれを求められる)現状を振り返ってみると納得いただけると思います。
つまり、前者は学界や専門家コミュニティの中である程度広いコンセンサスが得られている事項(その中には敢えて文書化されずに研究者コミュニティの口頭議論や師弟の直伝で伝承されている情報群すらある)中心に執筆され、そのcitationは必要ならgeneral citationでもって、まだコンセンサスが完全に得られていないが注目すべき情報などに絞った形でinline citationで執筆される方向性があります。幅広いコンセンサスが得られていない事項に関しては、複数の情報源を入念に寄せ集め、体系化を施して理解しやすくする、いわば陶芸に似たような作業が施されるため、一文一文に膨大なcitationが繰り込まれてしまっているからであり、コンセンサスが得られるに至るまでに執筆された過去の総説を遡り、その一文の根源にまで遡る膨大な数の原著論文などを遡及すること自体、とてつもない非現実的作業になってしまうからです。したがって、こうした文章に対してはgeneral citationが施されるわけです。
そして、後者にあっては、自己の押し出したい新知見、新たなるものの見方に関する過去の議論、個々のケースワークの検証を執拗に議論し、その上で新知見の位置付け、新たなるものの見方の根拠を提出しなければならない必要上、どうしても提議する知見やものの見方の方法論の先例、起源を根掘り葉掘り提示しつつ、その上で「新しいもの」を俎上に挙げて主張、提案していかなければなりません。微に入り細をうがったinline citationを一文一文、或いは一段落ごとにびっしりと貼り付けていかなければ、そもそもこうしたカテゴリの論文は成立しえないからです。
さて、Wikipediaで求められるのはまだコンセンサスを得られていない新知見の羅列でしょうか、それとも学界、研究者コミュニティの間でコンセンサスを既に得られた「安定情報」でしょうか。基本的には後者であるでしょうが、学問や情報が素早く更新していく現在、それに付随する形で第二義的に先鋭的な新規知見、新規フィロソフィをも伴わせていく方向性が望ましいのではないでしょうか。つまり、general citationで全体像をまとめ、そこにinline citationでなければ示し得ない新知見などを加味していく、というのが望ましい形でしょう。
実は、こうした使い分けというのは大学院以上の専門教育を受けたり、専門研究者コミュニティの中で普段から情報交換していると自然に身についてくるものであり、私が盛んに執筆していた頃の初期の日本語Wikipediaの有力執筆者の中にはそうしたコンセンサス上で活動しているプロの研究者、技術者として私も個人的によく知っている方々が多く参加していた傾向がありましたが、そうした執筆者の多くが現状に幻滅して日本語Wikipediaを去ってしまっている事を最後に付記しておきます。
年表型系図作成プロジェクト
ASHIKAGA-SHOGUN.jpg(足利将軍家及び鎌倉公方・古河公方家)→足利将軍家に使用
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