串崎新田(くしざきしんでん)および串崎南町(くしざきみなみちょう)は、千葉県松戸市・鎌ケ谷市にある町名である。
郵便番号
- 松戸市
- 串崎新田 - 270-2216[2]
- 串崎南町 - 270-2215[4]
- 鎌ケ谷市
地理
松戸市の南東、および鎌ケ谷市の北西部に広がる。松戸と鎌ケ谷両市の串崎新田は飛び地状になっていて、松戸市は松飛台、鎌ヶ谷市は初富に分断されたような状態になっている[9][10]。
歴史
串崎新田は江戸時代の亨保十五年に小金牧付代官であった小宮山杢進の検知高入れによって中野牧に成立した新田であり、江戸の町人善右衛門という人物が町人請負新田という形式で実施したものである。善右衛門は不在地主として小作人を入村させたが牧内の多数の鳥獣による被害で耕作放棄せざるをえなくなり、近隣の富農層に土地を譲渡した。新田の百姓たちは、いつしかその地勢を利用して松や椚を植林し、林畑経営を行うようになり、大量の松そだや薪、炭を生産して江戸市中の町民や行徳の製塩業者に販売するようになった[11]。
世帯数と人口
2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1][6]。
松戸市
大字 |
世帯数 |
人口
|
串崎新田
|
886世帯
|
1,885人
|
串崎南町
|
694世帯
|
1,552人
|
鎌ケ谷市
小・中学校の学区
松戸市
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]。
鎌ケ谷市
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。
交通
鉄道
町内を新京成電鉄新京成線や北総鉄道北総線が通るが、駅はない。
最寄り駅は、串崎新田は北総線大町駅、新京成線くぬぎ山駅、北初富駅、串崎南町は北総線松飛台駅である。
バス
道路
施設
- 松戸市串崎新田
- 松戸市串崎南町
参考文献・脚注
- ^ a b c “松戸市字別世帯数人口表”. 松戸市 (2017年11月15日). 2017年11月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月16日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月16日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳人口【町丁別人口・世帯数】”. 鎌ケ谷市 (2017年11月1日). 2017年11月16日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “Matsudo City Guide Map 松戸市ガイドマップ Eng&Jap 日英”. 松戸市. 2020年9月19日閲覧。
- ^ “鎌ケ谷市ガイドマップ(地図面)”. 鎌ケ谷市. 2020年9月19日閲覧。
- ^ 松戸の寺・松戸の町名の由来・松戸の昔ばなし, 松戸新聞社, (1994年4月1日), p. 95 , Wikidata Q27800484
- ^ “か行(町名)”. www.city.matsudo.chiba.jp. 2020年9月17日閲覧。
- ^ “鎌ケ谷市立小学校及び中学校の通学区域について|鎌ケ谷市ホームページ”. www.city.kamagaya.chiba.jp. 2020年9月17日閲覧。
関連項目
|
---|
中央地域 | |
---|
中央東地域 |
初富(700 - 927番地) | 東鎌ケ谷(1 - 3丁目) | 東初富(1 - 6丁目) | 南初富(1 - 3丁目)
|
---|
東部地域 | |
---|
南部地域 | |
---|
西部地域 |
粟野(426 - 538番地) | 北初富 | 串崎新田 | くぬぎ山(1 - 5丁目) | 佐津間(1300 - 1400番地) | 初富(1 - 399・1300番地 - )
|
---|
北部地域 |
粟野(1 - 425・539番地 - ) | 軽井沢 | 佐津間(2・222 - 298・600 - 1299番地) | 中佐津間(1 - 2丁目) | 西佐津間(1 - 2丁目) | 南佐津間
|
---|
カテゴリ |