ロビー・コルデマンス(Robbie Cordemans , 1974年10月31日 - )は、オランダ王国南ホラント州スヒーダム出身の野球選手(投手)。
台湾球界での登録名は柯德曼。
経歴
1996年にはアトランタオリンピックの野球オランダ代表に選出された。
2000年にはシドニーオリンピックの野球オランダ代表に選出された。
2004年にはアテネオリンピックの野球オランダ代表に選出された。
2005年は母国オランダのプロ野球リーグであるホーフトクラッセのDOORネプテューヌスでプレーした。
2006年3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ代表に選出された[1]。この年からはSV ADOでプレーした。
2007年のシーズン途中に第1回WBCでのチャイニーズタイペイ戦の好投が評価されて、台湾の野球リーグである中華職業棒球大聯盟の統一ライオンズに入団した。しかし、成績が残せず5月28日に退団した。退団後は、古巣のSV ADOに復帰した。同年限りで、退団した。
2008年はスパルタ・フェイエノールトでプレーした。シーズン途中には北京オリンピックの野球オランダ代表に選出された。
2009年3月に開催された第2回WBCのオランダ代表に選出され[2]、2大会連続の選出となった。
同年限りでフェイエノールトを退団した。
2010年からはL&Dアムステルダム・パイレーツでプレーしている。
2011年9月20日に第39回IBAFワールドカップのオランダ代表に選出された[3]。同大会ではヨーロッパの国としては、1938年大会のイギリス代表以来73年ぶりの優勝を果たした。この栄誉を称えて代表24人全員に「サー」の爵位が贈られ[4]、コルデマンスにも贈られた。
2013年3月に開催された第3回WBCのオランダ代表に選出され[5]、3大会連続での選出となった。
2014年9月2日に第1回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[6]。同大会でオランダ代表は初代優勝国となった[7]。
大会終了後の12日に第33回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[8]。同大会ではオランダ代表が大会の記録である自国の20回の優勝を塗り替える3大会振り21度目の優勝を果たした[9]。
2015年2月17日に「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表に選出された[10][11]。3月10日の第1戦に、先発登板し2回を投げ無失点を記録した[12]。
4月13日に第15回ワールドポート・トーナメントと第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手に選出された[13]。
6月30日に第15回ワールドポート・トーナメントのオランダ代表に選出された[14]。
オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[15]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[16]。
2016年8月25日に第2回フランス国際野球大会のオランダ代表に選出された[17]。9月7日に第34回ヨーロッパ野球選手権大会のオランダ代表に選出された[18]。両大会で優勝を果たした[19]。
2017年開幕前の2月7日に同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出された[20]。2月9日に第4回WBCのオランダ代表に選出された[21]。オフの10月13日にイタリア代表との親善試合である「ヨーロピアン・ベースボール・シリーズ」のオランダ代表に選出された[22]。
プレースタイル・人物
140 km/h前後のストレートに曲がりの大きなスライダー、チェンジアップを武器とする先発投手である。
オランダリーグ、独立リーグ、台湾プロ野球を通算すると200勝を挙げ、代表経験も豊富なオランダ球界の大ベテランの選手である。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
代表歴
脚注
外部リンク
野球オランダ代表 |
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WBCオランダ代表 |
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WBSCプレミア12 オランダ代表 |
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ヨーロッパ野球選手権大会オランダ代表 |
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フランス国際野球大会オランダ代表 |
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