「マリーゴールド 」は、あいみょん のメジャー5枚目のシングル。ワーナーミュージック・ジャパン 内のレーベル「unBORDE 」から2018年 8月8日 に発売された。『第69回NHK紅白歌合戦 』歌唱曲[ 4] 。
解説
前作「満月の夜なら 」から約3ヶ月半という短いスパンで発表されたシングル[ 5] 。
ジャケット アートワークと表題曲「マリーゴールド」のサビ部分を試聴できる50秒弱のティーザー 映像“very short movie”のクリエイティブ・ディレクションは前作までと同様、とんだ林蘭 が担当[ 5] [ 6] 。
「マリーゴールド」は山田智和 が監督を務めたMV が制作され、中国 ・上海 において6月末に2日間かけて撮影された[ 7] 。あいみょんにとってはこれが初の海外撮影だった[ 8] 。撮影場所の候補として北海道と上海が挙がり、あいみょんは飛行機が苦手で「絶対北海道がいい!」と言っていたが結局上海になった。スケートボード のシーンは昔の上海の街並みを再現した上海影視楽園 で豪雨の中で撮影され、あいみょんは「マジであの雨は凄かった。最初は雨止むの待とうってなったけど、急に降ってくるから、最終的にこのままいこうってなりました」と語り、結局上海になったことについても「もしあの時に監督の案を無視して「上海は絶対にない!」って言ってたら、あの雨の映像も撮れてないですからね」「今考えると本当によかった」と振り返っている[ 9] 。
記録
Billboard JAPAN 調べによると、2019年6月3日付チャートの集計時点で「マリーゴールド」のストリーミング 累計再生回数が1億回を突破した。2016年12月にBillboard JAPANがストリーミング集計を開始して以来、日本国内アーティスト初の達成となった[ 10] 。その後、2020年2月には2億回を突破[ 11] 、同年10月に3億回を突破した[ 12] 。
ストリーミングチャートのBillboard Japan Streaming Songs では、2019年1月14日付から5月27日付まで20週連続で1位を記録した。
2019年7月14日、「マリーゴールド」のYouTube でのミュージック・ビデオ 再生回数が、1億回を突破した[ 13] 。
日本音楽著作権協会 (JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングでは、2019年 度の年間6位[ 14] を獲得した。また2021年にはNexTone Award 2021でGold Medalを獲得している。
2018年
登場週
順位
週売上
累計売上
2018年7月30日付
12
6395
6395
2018年8月6日付
29
4484
10879
2018年8月13日付
36
3617
14496
2018年8月20日付
5
10115
24611
2018年8月27日付
7
9791
34402
2018年9月3日付
13
7539
41941
2018年9月10日付
25
6242
48183
2018年9月17日付
15
5314
53497
2018年9月24日付
24
4006
57503
2018年10月1日付
25
4578
62081
2018年10月8日付
25
4168
66249
2018年10月15日付
29
3435
69684
2018年10月22日付
34
3156
72840
2018年10月29日付
40
2989
75829
2018年11月5日付
34
3027
78856
2018年11月12日付
45
2950
81806
2018年11月19日付
44
3357
85163
2018年11月26日付
23
6227
91390
2018年12月3日付
20
4801
96191
2018年12月10日付
37
3603
99794
2018年12月17日付
44
3134
102928
2018年12月24日付
29
4050
106978
2018年12月31日付
13
8841
115819
2019年
登場週
順位
週売上
累計売上
2019年1月7日付
6
13774
129593
2019年1月14日付
3
31727
161320
2019年1月21日付
4
16385
177705
2019年1月28日付
6
13406
191111
2019年2月4日付
6
11033
202144
2019年2月11日付
6
10316
212460
2019年2月18日付
3
10933
223393
2019年2月25日付
3
19164
242557
2019年3月4日付
3
22977
265534
2019年3月11日付
6
18180
283714
2019年3月18日付
6
16361
300075
2019年3月25日付
4
17584
317659
2019年4月1日付
4
16768
334427
2019年4月8日付
3
13970
348397
2019年4月15日付
4
16647
365044
2019年4月22日付
5
12802
377846
2019年4月29日付
5
13769
391615
2019年5月6日付
7
11213
402828
2019年5月13日付
6
14129
416957
2019年5月20日付
7
12298
429255
2019年5月27日付
9
12077
441332
2019年6月3日付
6
10336
451668
2019年6月10日付
6
13001
464669
2019年6月17日付
7
10598
475267
2019年6月24日付
11
9958
485225
2019年7月1日付
12
9350
494575
2019年7月8日付
10
9635
504210(ハーフミリオン達成)
2019年7月15日付
10
10382
514592
2019年7月22日付
12
8272
522864
2019年7月29日付
15
7233
530097
2019年8月5日付
18
8595
538692
2019年8月12日付
16
8416
547108
2019年8月19日付
19
8160
555268
2019年8月26日付
12
10676
565944
2019年9月2日付
11
9453
575397
2019年9月9日付
13
9190
584587
2019年9月16日付
12
10765
595352
2019年9月23日付
8
10971
606323
2019年9月30日付
10
9419
615742
2019年10月7日付
14
8174
623916
2019年10月14日付
10
9549
633465
2019年10月21日付
12
7053
640518
2019年10月28日付
16
8215
648733
2019年11月4日付
15
6628
655361
2019年11月11日付
21
6331
661692
2019年11月18日付
24
7155
668847
2019年11月25日付
16
5649
674496
2019年12月2日付
15
5240
679736
2019年12月9日付
25
5354
685090
2019年12月16日付
18
5843
690933
収録曲
楽曲クレジット
CD 全作詞・作曲: あいみょん。 # タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲 時間 1. 「マリーゴールド」 あいみょん あいみょん 立崎優介、田中ユウスケ (共同編曲、プログラミング &全楽器演奏) [ 15] 5:08 2. 「あなたのために」 あいみょん あいみょん Tomi Yo 4:20 3. 「マリーゴールド (Instrumental)」 あいみょん あいみょん 立崎優介、田中ユウスケ(共同編曲、プログラミング&全楽器演奏) [ 15] 5:06
楽曲解説
マリーゴールド
夏の風景に男女の恋愛模様を重ねたラブソング[ 16] 。あいみょん自身は歌詞に「切なさが全面に出てる」と評している。
曲自体は前年の9月、前シングルの「満月の夜なら」より先に出来ていたが、時期が同じサマーソング「君はロックを聴かない 」のリリースと近かったこともあり、このタイミングでのリリースとなった[ 17] 。「君はロックを聴かない」というテーマの曲を超えるためにサウンドのアレンジには時間をかけた[ 17] 。
作詞作曲は最初に思い付いたサビのフレーズから「風と切なさ」を連想して、そこから曲を膨らませて書き進めて行った[ 18] 。
歌詞については、本人は「愛し合ってる2人が昔を懐かしんでるような、現在進行形のラブソング」としてこの曲を書いたが、色によって様々な花言葉 を持つマリーゴールド のように、聴く人によって色々な捉え方がある曲であって欲しいと語っている[ 17] [ 18] 。
2020年には、自身が出演した麒麟麦酒 「淡麗グリーンラベル 」のCMで、アコースティックバージョンを演奏した[ 19] 。
あなたのために
リリースより3年ほど前、20歳の頃に制作された楽曲で、シングル表題曲「マリーゴールド」の後に聴いて耳になじむような曲ということと、そろそろこの曲を発表したかったという理由で選曲された[ 17] 。
歌詞は男性への一途な恋模様を女性目線で表現したもの[ 5] [ 16] 。「誰かのためにと言いながらやってたことも、結局それは自分がよく思われたいからんなんじゃないか」、という考えがこめられている[ 17] 。
テレビ演奏
脚注
外部リンク
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1977年から2001年は「総合」部門、2002年以降は「J-POP」部門の年間1位。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
CDTV ORIGINAL RANKING「THIS WEEK'S TOP100」第1位(2019年5月11日付)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月