外見
銀白色 マグネシウムのスペクトル線
一般特性
名称 , 記号 , 番号
マグネシウム, Mg, 12
分類
アルカリ土類金属
族 , 周期 , ブロック
2 , 3 , s
原子量
24.3050 (6)
電子配置
[Ne ] 3s2
電子殻
2, 8, 2(画像 )
物理特性
相
固体
密度 (室温 付近)
1.738 g/cm3
融点 での液体密度
1.584 g/cm3
融点
923 K , 650 °C , 1202 °F
沸点
1363 K , 1091 °C , 1994 °F
融解熱
8.48 kJ/mol
蒸発熱
128 kJ/mol
熱容量
(25 °C ) 24.869 J/(mol·K)
蒸気圧
圧力 (Pa)
1
10
100
1 k
10 k
100 k
温度 (K)
701
773
861
971
1132
1361
原子特性
酸化数
2 , 1[ 1] (強塩基性酸化物 )
電気陰性度
1.31(ポーリングの値)
イオン化エネルギー
第1: 737.7 kJ/mol
第2: 1450.7 kJ/mol
第3: 7732.7 kJ/mol
原子半径
160 pm
共有結合半径
141 ± 7 pm
ファンデルワールス半径
173 pm
その他
結晶構造
六方晶系
磁性
常磁性
電気抵抗率
(20 °C ) 43.9 nΩ⋅m
熱伝導率
(300 K) 156 W/(m⋅K)
熱膨張率
(25 °C ) 24.8 μm/(m⋅K)
音の伝わる速さ (微細ロッド)
(r.t. ) (annealed) 4940 m/s
ヤング率
45 GPa
剛性率
17 GPa
体積弾性率
45 GPa
ポアソン比
0.290
モース硬度
2.5
ブリネル硬度
260 MPa
CAS登録番号
7439-95-4
主な同位体
詳細はマグネシウムの同位体 を参照
マグネシウムの結晶構造図
マグネシウムのルイス構造式
マグネシウム (ラテン語 : magnesium [ 2] 英語発音: [mæɡˈniːziəm] )は、原子番号 12の元素 である。元素記号 Mg 。原子量 24.305。アルカリ土類金属 のひとつ。
名称
マグネシウムという名称は、マグネシア(magnesia)またはその語源である産地のギリシャ ・マグニシア県 にちなんで命名された。酸化マグネシウム およびオキソ酸 塩の成分としてのマグネシウムは、苦い味 に由来して苦土 (くど、bitter salts)とも呼ばれている。日本に初めて紹介されたときは漢字で「麻倔涅叟母」と表記された[ 3] 。
性質
ヒト を含む動物 や植物 の生命活動を支えるミネラル (必須元素 )のひとつであり、とりわけ植物の光合成 に必要なクロロフィル で配位結合 の中心として不可欠である。また、有機化学においてはグリニャール試薬 の構成元素として重要である。
マグネシウムリボンの燃焼
酸化数 はほぼ常に2価。比重 1.74の柔らかい金属で、融点 650 °C 、沸点 1090–1110 °C (異なる実験値あり)。マグネシウムには2つの同素体があり、常温、常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)だが、温度を上げると、体心立方格子が安定となる。
酸素 と結合しやすく、強い還元 作用を持つ。空気中で長期間放置すると、表面が次第に酸化 され灰色を帯びる。また、二酸化炭素 、水 、亜硫酸 とも反応するが、いずれも不動態 皮膜となるためアルカリ金属 やカルシウム と異なり腐食 は進行せず、鉱油 中で保存する必要はない。
空気中で加熱すると炎 と強い光 を発して燃焼 する(燃焼熱 は601.7 kJ/mol)。さらに窒素 や二酸化炭素 中でも燃焼し、それぞれ窒化マグネシウム (Mg3 N2 、生成熱は461.08[ 4] kJ/mol)、酸化マグネシウム (MgO、生成熱 は601.60 [ 5] kJ/mol)となる。
CO
2
+
2
Mg
⟶ ⟶ -->
2
MgO
+
C
{\displaystyle {\ce {{CO2}+ {2Mg}-> {2MgO}+ C}}}
熱水や塩水 、薄い酸 には容易に溶解して水素 を発生させる。このため、マグネシウム火災 の消火 には水は使えず[ 6] [ 7] 、ダライ粉 などを用いる[ 8] 。
2
H
2
O
+
Mg
⟶ ⟶ -->
Mg
(
OH
)
2
+
H
2
{\displaystyle {\ce {2H2O\ + Mg -> Mg(OH)2\ + H2}}}
同族元素との性質の違い
マグネシウムとベリリウム は第2族元素 であるが、アルカリ土類金属 ではない。これは第1族元素 である水素 がアルカリ金属 ではないのと同様、化学的性質が異なるためである。ただし、まったく異なるわけではなく、第2族元素の代名詞 として「アルカリ土類金属」の名が使われているため、広義にはアルカリ土類金属に含まれている。
カルシウム以降との違い
アルカリ土類金属 とはカルシウム ・ストロンチウム ・バリウム (およびラジウム )に共通の化学的性質に由来するグループで、周期表 に基づく族 分類に先立って成立した。マグネシウムはアルカリ土類金属とは違う性質を持つ。
化合物が炎色反応 を示さない(アルカリ土類金属は特有の発色を持つ)。
単体(粉末状を除く)が常温の水と反応しない(アルカリ土類金属は激しく反応して水素を発生する)。
常温空気中で表面に酸化不動態 を形成する(アルカリ土類金属は内部まで急速に酸化される)。
硫酸塩 が水に易溶である(アルカリ土類金属は難溶)。
水酸化物 が水に難溶かつ弱塩基性 (アルカリ土類金属は易溶)。
水酸化カルシウム は比較的水に溶けにくいが、それでも水酸化マグネシウム よりは溶けやすい。
ベリリウムとの違い
マグネシウムはベリリウム と共通した化学的性質を持つが、違いもある。
陽性が強い。ベリリウム化合物は共有結合 性のものが多いのに対し、マグネシウム化合物は幾分共有結合性を帯びるものの依然イオン結合 性のものが多い。
塩基性が強い。ベリリウムは両性元素であるため酸にもアルカリにも溶けるが、マグネシウムは塩基性が強いため、酸には溶けるもののアルカリには溶けない。
リチウムとの類似性
マグネシウムはリチウム と類似性があることでも知られている。その関係は斜めの関係 と呼ばれている関係の一例である。斜めの関係とは、周期表 で左上と右下の位置関係にある元素に見ることができる類似関係であり、周期表の左上隅の元素に見ることが出来る。ここで類似性の例を示す。
しかし、以下のような点では性質が異なっている。
このような性質はリチウムとマグネシウムが似た電荷密度 を持っていることで説明できる。(リチウムイオンは98 C/mm3 、マグネシウムイオンは120 C/mm3 、ナトリウムイオンは24 C/mm3 [ 11] )
異方性
マグネシウムの異方性 0001:滑り面 0012:双晶面
マグネシウムの結晶 構造は室温 では2つの面でしか滑りを起こさないため、純マグネシウムや合金を加熱せずに圧延などの加工をすると割れが発生しやすい。加工には加熱が必須となるが、燃焼しないよう注意を払う必要がある。
歴史
マグネシウムは安定な酸化物 を作るため、ラボアジエ はマグネシア(酸化マグネシウム )を元素 としてあげている。1755年 、スコットランド のジョゼフ・ブラック は炭酸マグネシウム を熱分解し、酸化マグネシウム と二酸化炭素に分離しているが、これをマグネシウムの発見とする事もある。
単離 され金属 元素であることが証明されたのは、1808年 、ハンフリー・デービー によるマグネシアと酸化水銀 の溶融 電気分解 による。
商業生産は1886年 (明治19年)、アルミニウム と同時期に開始されたものの、精錬 (カルシウムとの分離)が困難で普及が遅れた。第一次世界大戦 を契機に軍事利用が伸び、1936年 には軍事目的を陰に五輪の聖火リレー に利用され、1939年 には3万2850トン 、1943年 のアメリカで18万4000トンが生産されている。日本 では第二次世界大戦 前から1994年 (平成6年)まで宇部興産 により生産されていた。マグネサイトなどの鉱石資源は、中国 、北朝鮮 、ロシア の3国で6割以上を占めている[ 12] 。
用途
非常に軽い軽合金 材料として重要であり、金属マグネシウムとしてさまざまな合金の第一金属(合金の基本となる金属)や、添加剤 に利用される。また、反応性の高さから脱酸素剤 や脱硫剤 、さらに有機合成用試薬 として欠かせない。必須元素であり、食品 や医薬品 のほか、飼料 、肥料 として広く用いられる。
金属として
工業
耐火材 - 炉内耐火材(塩基性耐火煉瓦 )として、おもに電気炉で用いる。
吸着材 - 水酸化マグネシウムが多く、酸化、炭酸マグネシウムなども。
ゴム 、プラスチック 配合剤 - 添加剤、充填剤。
セラミックス - 原料、焼結助剤。
ガラス - 酸化ガラス添加剤。
電池 - 空気マグネシウム電池 。
排煙脱硫剤 - 安価で脱硫効率が高い、水酸化マグネシウム放流法。
排水処理 - 石灰と同様、酸性排水の中和(カルシウムが混在したものが使われる)。
水質改善 - アオコ 対策、赤潮 対策、底質改善。
重金属処理 - アルカリ剤として不溶化処理、ヘドロなど泥土の固化。
有機合成用試薬
マグネシウムはハロゲン化アルキル と反応し、R-MgX(Rは有機置換基、Xはハロゲン )の一般式で表される有機金属化合物 を作る。これはグリニャール試薬 と呼ばれ、カルボニル 化合物などと反応して炭素-炭素結合を生成する。このため有機合成 分野において重要な試薬として用いられる。
そのほかにも多くの錯体 ・塩基性塩 などの化合物を合成する。これらはおもに化学実験において、合成試料 や試薬 として使われる。
農業、食品、医薬
次世代エネルギー
燃焼にて二酸化炭素 を発生しないことから、化石燃料 に替わる次世代エネルギーとしての利用研究が進められている。
水素に比べて常温・常圧下で固体なので輸送・貯蔵がしやすいというメリットがある。水と反応させて燃えるときの熱を利用するほか、同反応により発生する水素を燃料として利用する方法が挙げられる。燃焼後の酸化物をリサイクル するための還元処理に大きなエネルギーが必要となることが最大の課題であり、レーザー による高温を利用する方法などが提案されている[ 15] 。
ただし、マグネシウムを燃料として使用する場合、燃焼させて熱エネルギーに変換したうえで熱機関を利用する以上、カルノー効率 を超えることはできない。また、水と反応させて水素を取り出しその水素を燃焼させる場合や生成した水素を燃料電池で電気エネルギーに変換するという用途も同様に効率が低い。
マグネシウムの持つ化学エネルギーを効率よく電気エネルギーに変換する方法としては、電池の陰極としてマグネシウムを使用する方法が効率がよい。ただし、マグネシウムは反応性が高く水と反応してしまうため、電解質に水溶液を用いることができない。このため、有機系電解質または溶融塩を使用することになる。
マグネシウムの化合物
無機塩
オキソ酸塩
鉱物
尖晶石 、スピネル(MgO、Al2 O3 )
滑石 (Mg3 Si4 O10 (OH)2 )
蛇紋石 (Mg3 Si2 O5 (OH)4 )
有機塩
有機酸 との塩である。
同位体
マグネシウムは3つの安定同位体24 Mg、25 Mg、26 Mg を持つ。
栄養学
精製・加工していない食品に広く含まれ、ゴマ やアーモンド などの種実 類、ひじき などの海藻 類に多く、加工食品に少ない。
摂取基準
厚生労働省 が定めた2015年版の『日本人の食事摂取基準』[ 16] より抜粋改変。
摂取基準(2015年版)
性別
年齢
推奨量 (RDA, mg/日)
耐容上限量 (UL, mg/日)
男
18歳以上
320–370
設定なし (参考値 650–700)[ 注 1]
女
18歳以上
270–290
設定なし (参考値 650–700)[ 注 1]
サプリメント などの通常の食品以外からの摂取分については耐容上限量を350 mgとする。[ 17]
摂取状況
平成22年国民健康・栄養調査によれば、日本人成人(30–49歳男性)の推定摂取量は240–244 mg/日とされ、WHO 推奨量である420 mg/日より不足している[ 18] 。
生化学
生物との関係
マグネシウムは植物の光合成 色素であるクロロフィルに含まれ、光を受け止める役割を担っている。このためマグネシウムが欠乏 すると、植物の生育は減退し、収穫 量の減量につながる。これは砂地 で生育する植物に特に現れる。カリウム が豊富に含まれる土壌でも、植物へのマグネシウムの供給が行われにくくなることもわかっている。このため肥料 として、マグネシウム化合物を含んだものが使用されることがある。
植物はマグネシウム不足になると小葉の葉脈間が黄変する症状がみられる[ 19] 。
人間の生体内には約25 gのマグネシウムが存在し[ 20] 、その50–60 %がリン酸塩として骨組織に[ 20] 、残りは血漿 、赤血球 、筋肉中の各組織に存在する。血清 中のマグネシウムは、約75–85 %がイオンや塩類の形態の透析型で、残りの15–25 %はアルブミン などと結合した蛋白結合型(非透析型)で存在し、その濃度はおおむね1.8–2.3程度に維持されている[ 20] 。
マグネシウムは人体にとっても、骨や歯の形成[ 20] 、ならびにリボソーム の構造維持やタンパク質 の合成、そのほかエネルギー代謝に関する生体機能に必須な元素 であるため、マグネシウムの欠乏は骨粗鬆症 、虚血性心疾患 、糖尿病 などの原因のひとつと考えられている[ 20] 。生体内でマグネシウムはおもに骨 の表面近くにマグネシウムイオンとして保存され、代謝 が不足した場合にはカルシウム イオンと置き換わり、マグネシウムが体内に補充される。マグネシウムの生体内での栄養素 や薬理的な働きについては広範にわたって研究が行われているが、いまだその重要な面に関しては不明な点が多い。最近では、ミネラル成分のひとつとしてサプリメント や清涼飲料水 などに添加されることが多くなってきている[要出典 ] 。
マグネシウム過多による植物への影響は不明とされている[ 19] 。
マグネシウムは動植物に対して毒性 の強い元素でないため、植物肥料として過剰使用を特に警戒する必要はないが、動物が直接食物から摂取する場合には、ほかの無機物 (リンやカルシウム)とのバランスを適切にしなければ、尿路結石 などの原因になりうることがわかっている。これを受けて、猫 用の飼料 は、組成中のマグネシウムを減らすように改良されるようになった。
薬理作用
マグネシウム欠乏症 の治療と予防に用いられるほか、乳酸 が溜まった状況下で、足のつり(腓(こむら)返り )などの緩和に有効性が示唆されている。
マグネシウムは生体に必要不可欠な成分である反面、豆腐 の製造にマグネシウムを含むにがり が使われることからも分かるように、高濃度のマグネシウムイオンはタンパク質 を固化する性質を有する。マグネシウムの吸収機構は解明されていないが[ 21] [信頼性要検証 ] 、腸 管からのマグネシウムの吸収率は、マグネシウム摂取量が多ければ吸収率が低下し、摂取量が少なければ吸収率は高くなる[ 22] 。腸管 から吸収されなければ、マグネシウムイオン濃度の高まりにより腸管内での浸透圧が高まることになる。このためサプリメントなどによるマグネシウムの過剰摂取で下痢 を起こす[ 20] 。この作用を利用し、クエン酸マグネシウム などは大腸 内視鏡検査 に際して下剤 として使われる。また、便秘 の不快症状を緩和する目的の下剤として酸化マグネシウム (通称カマ)として用いられる。弱い塩基 である酸化マグネシウムや水酸化マグネシウム は、胃酸 中和のために胃腸薬 に配合される。食品では、豆腐や天然塩などに含まれるにがり からマグネシウムが微量に摂取される。
過剰摂取により高マグネシウム血症 を引き起こす。重篤 な腎不全 患者における大量摂取は非常に危険であり、心ブロック患者には静脈注射が禁忌となっている[ 23] 。なお、近年のダイエットブームにおいてにがり の過剰摂取で死亡した事例もあるため、安易な過剰摂取は厳に慎むべきである。マグネシウムの急性毒性 は、塩化マグネシウム として、マウス 経口LD50 は4700 mg/kg、ラット 経口LD50は2800 mg/kgである[ 24] [信頼性要検証 ] 。このラットのデータを70 kgのヒトに当てはめた場合、約200 gの塩化マグネシウムを一時に摂取すると50 %の確率で死に至ることに相当する。
また、マグネシウム摂取量が多いグループの男性の大腸癌 リスクが低い[ 25] との報告がある。
糖尿病との関連性
慢性的な摂取不足は、脂肪細胞 から分泌される分泌蛋白アディポネクチン の低下を招き、高感度CRPやIL-6の上昇に関連しており、2型糖尿病 発症リスクを上昇させている[ 26] 。
うつ病との関連性
マグネシウム欠乏下では、興奮性グルタミン酸神経のNMDA受容体 の抑えが効かなくなり[ 注 2] 、その神経毒性によりうつ病 が引き起こされているのではないかという仮説がある。
NMR を用いた計測では、治療抵抗性うつ病 で自殺企図あるいは自殺未遂経験のある患者では、脳脊髄液 中のマグネシウム量が低いこと、抗うつ薬 は脳内マグネシウム量を増やす作用があること、2008年の糖尿性うつ病 患者へのマグネシウム投与で成果をあげていることから[ 27] 、治療抵抗性うつ病患者に限らず、マグネシウムの処方は有益であるとする報告がある[ 28] 。
また、magnesium glycinateまたはmagnesium taurinateの投与により、およそ1週間程度の短期での症状改善の報告がある[ 29] 。
免疫系との関連性
閉経後の女性に関するコホート研究 において、さまざまな変数を調整後のマグネシウムの摂取量と、炎症 に関係するバイオマーカー の数値とが反比例 するとの報告がある[ 30] 。すなわち、マグネシウムの摂取量が多いほど体内の炎症反応が少ないことを示している。
高血圧との関連性
2022年1月、アメリカ食品医薬品局 (FDA)は、マグネシウムの摂取が高血圧のリスクを低減する可能性があることを示す健康強調表示を企業が使用することに反対するつもりはないと発表した[ 31] 。(つまり、企業がマグネシウムを含む食品や薬品において、高血圧リスクを低減できる効果があるかもしれない、と謳うことには問題がないと示した)
当然ながら消費者に誤解を与えないことや、健康強調表示自体を行うための他の基準を満たしていることが前提である。また、FDA自身はマグネシウム自体が高血圧に対して効果がある可能性は認めつつも、それらのエビデンスについては「一貫性がなく結論も出ていない」(inconsistent and inconclusive)ものであるとしている。
睡眠改善との関連性
マグネシウムの摂取は、睡眠時のリラックス効果やレストレスレッグ症候群に効果があるとされている[ 32] 。
マグネシウムが関連した主な事故
脚注
注釈
出典
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関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
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外部リンク